ヨコハマタイヤ、スタッドレスタイヤ「アイスガード・ファイブ」を発表 今度のスタッドレスはヨコハマ最高傑作!
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さて、そんな今冬に向けてヨコハマが満を持して投入した新型スタッドレスタイヤとは、 ヨコハマのスタッドレスタイヤ第5世代目にあたるその名も「アイスガード・ファイブ」 主な特徴は3つ。 ①氷に効く、②永く効く、③燃費に効く、というもの。
まず、「氷に効く」は、スーパー吸水ゴムと非対称パターンの新規採用により、 IN側は氷上性能、OUT側は雪上性能といった個別の性能を発揮する、頭のいい技術が盛り込まれた。 これにより、前モデルのアイスガードトリプルプラスに比べ、氷上制動性能が8%も向上している。
そして「永く効く」は、タイヤの耐久性、つまり持続性の向上を示す。 これはゴム自体の柔らかさ長く保つオイルと、さらに新開発の「吸水ホワイトゲル」を配合。 これによりアイスガードトリプルプラスに比べ53%もの向上を実現しているというからさらに驚き。
最後の「燃費に効く」は、ゴムのたわみを制御するプロファイルを盛り込んでおり、省燃費性能の向上を図るというものだ。 具体的には走行中のゴムのたわみを小さくして、タイヤの揺れを抑え、少しでも長い距離を転がるようにしているという。 こちらはアイスガードトリプルプラスに比べ5%(※)も長く転がるというものだ。( ※凍結していない路面での状況下)
横浜ゴムの狭間浩久タイヤグローバル本部長は、 「氷上性能はまさにTOPレベルで、3年後も高いグリップ力を発揮する」とコメントすると同時に、 アイスガード・ファイブは、ヨコハマのスタッドレスにおける最高傑作であることもアピールした。
ヨコハマは1985年のスタッドレスタイヤ誕生から今年で27年を迎え、 その高い技術力と安全性に高い評価が集まっていることは今更説明するまでもない。 特に北海道、東北、北陸エリアの豪雪地帯のユーザーからの高い信頼度は、 間違いなく“メジャーオブスタッドレス”と呼ぶに値するものといえる。 つまり今回投入した「アイスガード・ファイブ」には、そんなヨコハマの熱いスピリットが盛り込まれているのだ。
横浜ゴムの野地彦旬代表取締役社長は、 「2011年の東京モータショーで発表したBluEarth-AとGEOLANDAR SUVは大変好調。この波に乗るつもりでアイスガード・ファイブを投入した。 昨年の冬は、東日本大震災の被災地でスタッドレスの重要性を強く感じた。今回の新しいスタッドレスタイヤには、 我々が長年培ってきた技術と心を盛り込んだ」と述べた。
横浜ゴムは2017年に設立100周年を迎える。 野地社長は最後に、「2017年までに全商品を環境型商品に切り替え、グローバルにおいてTOPレベルの環境企業になる」と残し、 環境面から社会貢献していく企業を目指す考えを示した。
アイスガード・ファイブの店頭発売は9月3日(月)からスタートする。 サイズは89サイズ(幅:135~255、インチ:12~19)が用意されるとのこと。
さあ、今年の冬はアイスガード・ファイブを装着してどこ行こうかな?なんて想像しながら、 涼を感じてみるもいかがでしょうか・・・。
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