F1日本GP(鈴鹿)を数倍楽しむ注目ポイントはこれだ!ホンダの上位入賞にも期待(1/2)

F1日本GP(鈴鹿)を数倍楽しむ注目ポイントはこれだ!ホンダの上位入賞にも期待
McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren-Honda ドライバーアピアランス McLaren‐Honda 「MP4‐31」搭載パワーユニット 「Honda RA616H」 McLaren‐Honda 「MP4‐31」搭載パワーユニット 「Honda RA616H」 2015 F1鈴鹿GPの様子 画像ギャラリーはこちら

予備知識でレースが楽しくなる

2015 F1鈴鹿GPの様子2015 F1鈴鹿GPの様子

週末に鈴鹿サーキットで行なわれる日本GPを楽しむために、週末の注目点を、どうぞ!!

◆マクラーレン・ホンダに乗るフェルナンド・アロンソは、前戦のマレーシアGPを、エンジン交換でグリッド後退ペナルティを受けてビリ(22番手)からスタートしたが、1周目で10位に大躍進する素晴しい腕前を披露、好レースを展開して7位でゴールした。ホンダのお膝元である鈴鹿の好レースを期待しないわけにはいかない。

◆同じくマクラーレン・ホンダに乗るジェンソン・バトンは、前戦のマレーシアGPが300戦目のF1GPだった。301戦目の鈴鹿は、新たなスタート。

◆21戦で戦われる2016F1GPの17戦目が鈴鹿サーキットの日本GP。残り5戦でタイトル争いがますます激化。凄まじいバトル連発のレースが約束されている。

◆鈴鹿サーキットは、ドライバー全員が“チャレンジング”と高評価する名コース。数々の名場面の舞台となっている。世界でも珍しく立体交差を持つサーキットで、誕生は1962年。

◆鈴鹿サーキットで始めてF1GPが行なわれたのは1987年。日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋悟が凱旋したそのレースを目の当たりにした佐藤琢磨がカルチャーショックを受け、レーサー人生を踏み出した。

◆現在、ドライバーズタイトルのポイントリーダーは、ニコ・ロズベルグ(ドイツ)、2位がルイス・ハミルトン(イギリス)。

◆鈴鹿を迎える時点でのポイントは、ロズベルグ288、ハミルトン265。二人の差は23点。

◆優勝から10位まで、25点、18点、15点、12点、10点、8点、6点、4点、2点、1点が与えられる。残り5戦を全勝すれば125点が獲得可能。

◆二人は最強メルセデスの同僚で31歳の同い年。ハミルトンは、デビューの2007年の4勝含め49勝、57ポールポジョンを記録し、3度のタイトル経験者、ロズベルグは、優勝22回、ポールポジョン29回でチャンピオン未経験。戦績は圧倒的にハミルトンだが、ここ数戦、ロズベルグが絶好調。

◆1998年に鈴鹿でワールドチャンピオンを決めたミカ・ハッキネン(マクラーレン)に、ピットから励ましのエールが送り続けられた。初タイトルは不安で恐怖にさいなまれつつ走る。エールがハッキネンを奮い立たせ、ミハエル・シューマッハとのタイトマッチを勝ち抜いた。その無線は、日本のケンウッド製。いまでもマクラーレン・ホンダに装着されている。

◆アイルトン・セナを崇拝するブラジルの後輩フィリッペ・マッサは、今シーズン一杯で2002年のデビュー以来15年戦ったF1GPを引退する。小犬みたいにかわいい奴として、フェラーリ時代から可愛がられるいい奴。

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山口 正己
筆者山口 正己

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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