ホンダ フリードハイブリッド/フリードスパイクハイブリッド 新型車解説(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
3列目シートがより快適になった!
今回の「フリード」マイナーチェンジでは、グレードが整理された。
まず、フリードの5人乗り仕様である「フレックス」は廃止された。これで5人乗りは、フリードスパイクに全面的に任せる形になった。
さらに8人乗り仕様も廃止されて、従来のフリードの「7人乗り/8人乗り」というシート設定は「6人乗り/7人乗り」へと変更された。
6人乗り仕様では、2列目シートが1席ずつ独立したキャプテンシートが採用された。
そして7人乗り仕様では、従来は3列目シートが3人掛けだったのだが、今回のモデルでは2列目シートが3人掛けのタンブルシートになっている。
3列目シートは同じ横幅のままで2人掛けに変更されたので、ゆったりと座れるようになった。
なお、「フリードスパイク」については、従来と同様に2列目シートが3人掛けとなる5人乗りである。
また、従来はフリードの最上級グレードであった「Giエアロ」も廃止された。これはエアロ系のモデルであると同時に、最新の安全装備などを備えた豪華グレードだったが、今回のマイナーチェンジで全体に装備の底上げが図られ、多くの部分が「Gエアロ」の方へ吸収されている。
フリード&フリードスパイクとも、標準系の「G」をベースに、
「G」「G ジャストセレクション」「G エアロ」「ハイブリッド」「ハイブリッドジャストセレクション」
の5グレード構成。
フリードでは、「G」と「ハイブリッド」が6人乗りのみの設定となるが、ほかのグレードでは6人乗りと7人乗りが選べる。
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