室内探検隊！第1回 ホンダ フリード 「収納編」(2/2)

グローブボックス

何でもかんでもペットボトルか！と言われそうだけど、大きさが把握しやすいので500mlペットボトルを基準に計測。

グローブボックスは、ペットボトルが縦方向にギリギリ入る深さがあった。車検証と一般的な油膜取りスプレー缶という組み合わせなら、並べての収納が可能デスネ。

純正のETC車載器をオプション装着すると右端に設置されるようで、グローブボックスを閉めておけば、外からカードが見えないからヨイヨイ。

ふと見ると、その近くに何やら切り欠きが。何だろうと思いつつ、調べてみるとカードホルダーだそうな。

複数のETCカードを使用する場合は、ここにしまっておくことができて便利。かゆいところに・・・ですね。

センタートレイ

冒頭で書いた段差インパネの真ん中には、深さ1.5cm程度のトレイがあって、ちょっとしたモノが置ける。

ほらやっぱり、置けるように考えてる！

幅40cmと広さはたっぷりで、そこが3つに間仕切りされているんだけど、底面もプラスチックなため、走っているときはモノが動いちゃうかも。でもちょっとしたときには、財布や携帯電話などが置けるから気が利いている。

センターロアボックス

インパネの中央下部、さっきのカップホルダーの下です。

ここには小物入れが。大きさ的には幅が20cm程度、深さが8cm程度。

試しにまたもや500mlのペットボトルを置いてみたのだけど、2本＋αの幅という感じ。CDのケースなら数枚入るから、ロングドライブにはちょうどいいかも。

え？もうクルマの中でCDなんか聴かないって？とにかくっ、CDケースなら数枚入るんだってば！（涙）

シートバックポケット

あれ？ 助手席側にしかないんだ・・・とも思いきや、考えてみたら、今どき片側だけで十分なのかもしれない。

カーナビを付けてる人も多いから、大判のマップを何冊も持ち歩かないもんね。

どちらかというと最近では、観光ガイド入れになることが多いのか。いずれにしても、大判がキッチリ入る大きさには作られていました。

ドアアームレスト

ドアハンドル部分は底埋めタイプなので、小物入れとしても活用できる。

筆者の所有ミニバンもアームレストはこういうデザインになっているけど、ミニバンはやはり便利度優先！

いいことですね。サイズは幅10.5cm×奥行5cm×深さ5cm程度で、携帯電話や小さな2つ折りの財布程度なら置いておける。ちなみに筆者はここにいつも携帯電話を置いています。

ドアポケット

フロントドアの下部に装備される、幅45cm×奥行7cm×深さ9cmの大型ドアポケット。

大判のマップを横に倒して置き、かつ余ったスペースに500mlのペットボトルが置ける奥行きもあるので、かなりの収容力がある。

また、ポケット前部のドアインナーパネルには切り欠きがあるため、大判のマップを縦に置いても邪魔にならない工夫が施されています。

総括

フロントシートのまわりは、収納がいっぱい！

ドライブ時はクルマの中にモノが散乱しがちなので、モノが置けるところがたくさんあるのは便利、便利。

でも、2列目、3列目は収納がほとんどなし。

全席のウォークスルーを考えて、センターアームレストを作っていないため、そこを収納場所として使えないというのもあります。ただ、できれば2列目や3列目のドリンクホルダーを大きめに設計して、ドリンクホルダー兼小物入れにする手もあったかも・・・。

収納編 まとめ

フリードの「収納」でのトピックは、やはり段差のあるインパネを活かした収納の工夫。カップホルダーやトレイ等を上手に配置したところがミソですね。前記のとおり、2列目、3列目収納が少ないのがちょっと気になるけれど、これが普及価格帯のコンパクト・ミニバンであることを考えると、十分、頑張っているのではと感じました。

次回は、同じくフリードのシート＆ラゲッジ編です。お楽しみに！