ホンダ 新型CR-V海外試乗|激戦区のSUV市場におよそ2年ぶりの凱旋再復活!(1/2)

満を持して登場する5代目新型CR-V

ホンダのミドルクラスSUV、CR-Vがおよそ2年振りに復活する。

日本では2016年に4代目の販売が終了したが、欧米では販売を継続。2016年には世界中で72万台ものセールスを記録してSUV世界販売台数No.1を達成した人気モデルである。

5代目となる新型CR-Vは、北米では2016年に発表されたものの、ヨーロッパでの発売は今年までずれ込んでいた。

当初、ヨーロッパ仕様は北米仕様に準ずる内容にする予定だったが、そのままでは走りに対する要求値が高いヨーロッパのユーザーに受け入れてもらえない恐れがあると判断。ボディ補強を含む大改修を実施したうえで、先ごろヨーロッパでの発表に漕ぎ着けた。日本に入ってくるのは、このヨーロッパ仕様と同等のモデル。

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そこで私は、オーストリアで開催されたヨーロッパ仕様車の国際試乗会に潜入。間もなく国内でも発表される新型CR-Vの実力を確認してきたので、ここで報告しよう。

運転席だけではなく後席でも快適な乗り心地

こんな話を冒頭で聞かされたら「じゃあ、その走りはどうだったんだ?」と知りたくなるのは当然のこと。そこで、ご期待に応えて新型CR-Vの走りをいきなりリポートすると、これがお世辞抜きでよかった。

試乗したのはヨーロッパで主力となる1.5リッター直噴・ガソリンターボエンジン搭載の4WDモデルで、ギアボックスはCVT。タイヤは235/55R19のミシュラン・ラチチュード・スポーツ3を履いていたが、低速域での足回りの動きが実にスムーズでゴツゴツした印象を与えないうえに、高速域でもボディの無駄な動きをしっかりと抑え込んで安心感が高い。

快適性で感じた唯一の弱点は、タイヤが発するゴーッというロードノイズがいくぶん高めなことだが、これはタイヤの銘柄次第で多少変わるかもしれない。

もっとも、これまでの経験でいえばミシュランはやや高めのロードノイズと引き替えに優れた耐久性やコントロール性を実現しているので、個人的にはこのチョイスに賛同したい。

新型CR-Vで感心させられたのは、運転席で感じたこの快適性が、後席でもほぼそのまま実現している点にある。前席はよくても後輪の真上に位置する後席は乗り心地が悪くてノイズもウルサイというクルマが少なくないなか、全長4.6mクラスのSUVでここまで前後の差を縮めたのは立派。ホンダの良心を感じさせるポイントだ。

日本では十分なパワー感

193psと243Nmを生み出す1.5リッター直噴ターボ・エンジンは、日常的な運転モードであれば十分な性能を発揮する。回転フィールのなめらかさやエンジン音にも不満を覚えなかった。

ただし、今回の試乗会の舞台はオーストリアン・アルプスの麓で、急な上り坂で追い越し加速を仕掛ける機会が少なくなかった。そんな状況では、加速感にもう少しパンチがあってもいいと思ったのも事実。でも、これは箱根ターンパイクのような急坂で80km/hのスピードから追い越しをかけるようなものだから、日本ではまずお目に掛からないシチュエーションといって差し支えないだろう。

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大谷 達也
筆者大谷 達也

1961年、神奈川県生まれ。エンジニア職を経験後、1990年二玄社に就職し、CG編集部に配属となる。以来、20年間にわたり同誌の新車情報、モータースポーツに関する記事を企画・編集・執筆。2010年3月フリーランスとなる。現在もCGの編集・執筆業務に携わる傍ら、ENGINE、GENROQ、東京中日スポーツ新聞、レーシングオンなどにも寄稿。日本モータースポーツ記者会会員。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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