ホンダ 新型シビックタイプRは”ホンモノ”のスポーツモデルだった!(1/2)

サーキットから一般道まで、新型タイプRをキッチリ試す!

2017年9月の発売以来、好調な売れ行きホンダの新型シビックタイプRながら、これまで試乗したのはホンダの鷹栖テストコース内だけ。

といってもサーキットのような全開走行出来るコースや、ワインディングロード、そして一般道のようなコースが設定されており、限界性能を含めキッチリ評価出来た。すでに試乗レポートをお届けしてます。

今回は一般道と袖ケ浦フォレストレースウェイというホンダにとっての「アウェイ」を試すことにした。街乗り性能と、サーキットの走行会などに参加することを想定した試乗レポートだと考えていただければよかろう。実際、袖ケ浦フォレストレースウェイは、平日なら全くのノーマル車両でも30分3,600円~で走ることが可能(別途サーキットライセンスの取得が必須)だ。

>>ホンダ 新型シビックタイプRの試乗画像を見る(画像79枚)

「素晴らしく楽しい!」と辛口評論家の国沢光宏氏も大絶賛

ということでさっそくサーキットから。

コースインし、ウォームアップを兼ねコース状況のチェック。1ラップから全開してコースオフするのは1番ダサいこととされているので注意。

問題無かったのでペースアップ! するとどうよ! 素晴らしく楽しい!!

ホンダ・鷹栖のテストコースは、あくまで開発のためのもの。攻めたらコントロール失うような意地悪なギャップなども作られており、存分に楽しむという目的ではない。けれど袖ケ浦フォレストレースウェイにはそういった”ワナ”が仕掛けられていない。存分に攻めてよし! 気持ちのリミッターも解放して走らせる。

するとどうよ!

新型シビック タイプRは「ちょうど良いバランス」で造られていることに気づく。

これ以上馬力が少なければ、アクセル踏んだ時のワクワク感が薄くなるし、かといって馬力あっても使い切れない。絶対的なコーナリング速度は十分に高いものの、滑り始めをキッチリと判断できてコントロール出来る程度。乗りやすい!

市販スポーツモデルでこれほど楽しいクルマは稀少です。

>>タイプRを買ったら絶対に一度はサーキットを走るべし![次ページ]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

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