フェラーリ 4シーターV8ターボ“GTC4ルッソT”日本初披露、3千万円を切る価格に
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フェラーリジャパンは、昨年9月にパリモーターショーでワールドプレミアされた“GTC4 ルッソ”のターボモデル、“GTC4 ルッソT”を日本において初披露した。GTC4ルッソTの価格は2,970万円と、GTC4ルッソやフェラーリFFよりも安価な価格となった。
フェラーリ極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏によると、新型GTC4ルッソTでは、これまでのGTC4ルッソの顧客とは異なり、若い世代の顧客をターゲットとして開発されたという。
ディーター氏によると、GTC4ルッソTのカスタマープロフィールは30~40才の若年層とされ、なぜV8エンジンに後輪駆動というパワートレインが採用されたのかについて、以下のように説明する。
「彼らはエレガントでこれまでとは違うクルマを求めていますが、4輪駆動は必要としていません。毎日の通勤はもちろん、スポーツを楽しみにビーチに行ったり、子供の学校への送迎、またパートナーと夕刻にドライブを楽しむために利用します。このようなお客様には、様々な使用状況に応える多彩な機能性が重要となり、これに応えるV8ターボエンジンは大きな魅力となります」
GTC4ルッソTの発表会では、特別ゲストとして俳優の伊勢谷友介さんとVERY専属モデルのクリス-ウェブ佳子さんが登場し、トークショーが開催された。
「ぼくはついこの間まで、クルマというよりかはバイクの方が多かったですね」家を出たらすぐに遊べる相棒として、スノーボードのような感覚でバイクに乗っているという伊勢谷さん。
対するクリス-ウェブ佳子さんは「私は助手席専門ですね(笑)仕事柄ロケバスが多いんですけれども、機会があれば必ず助手席に乗っています、昨日も助手席に乗ってました」と、お二人共にマニアックな(?)一面を披露。
クリス-ウェブ佳子さんは、何故そこまで助手席が好きなのかについて「ドライブしている気分になれるから」と言い、さらに都内で一番好きなコースがあるとして「ペニンシュラに抜ける、皇居の4車線位の場所が好きなんです。ドキドキします」とさらなるマニアぶりを披露した。
そんなクリス-ウェブ佳子さんは先日、GTC4ルッソの助手席に乗って伊勢丹までドライブしたとのことで、その時の印象として「すごい楽しかったです、普段クルマに乗るとBGMをかけるんですけれども、ルッソの排気音が素敵すぎて音楽かけずにドライブしちゃいました」
また、もしGTC4ルッソTがあったらどんなシーンで乗ってみたいですか?という質問に対して、伊勢谷さんは「高速道路や地方のワインディングを楽しみたいです、ハンドリングが気持ちいいので。温泉なんかにいきたいですね」と話し、クリス-ウェブ佳子さんは「助手席なので・・・まずは運転してくれる人を(笑)女性4人、ママ友たちと乗りたいです」と答えて会場を沸かせた。
GTC4ルッソTの主なスペックは、以下の通り。
Ferrari GTC4 Lusso T 諸元
エンジン形式:V8 - 90° ターボ
総排気量:3,855cc
ボア & ストローク:86.5mm x 82mm
最高出力:449kW (610CV) at 7,500rpm
最大トルク:760Nm at 3,000-5,250rpm
最高回転数:7,500rpm
全長:4,922mm
全幅:1,980mm
全高:1,383mm
ホイールベース:2,990mm
フロント・トレッド:1,674mm
リア・トレッド:1,668mm
乾燥重量:1,740kg
トランスミッション&ギアボックス:4WS/ 7-speed F1 DCT/E-Diff
電子制御システム:SSC3/CST with F1 TRAC システム, ESP 9.0 プレミアム with ABS Evo/ SCM-E
最高速度:320km/h以上
0-100km/h加速:3.5秒
0-200km/h加速:10.8秒
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