ダイハツ ムーヴ 新型車徹底解説
- 筆者:
- カメラマン:原田淳
ダイハツの軽自動車「ムーヴ」「ムーヴカスタム」がフルモデルチェンジ。新型ムーヴ/ムーヴカスタムは、従来型の延長線上ではなく、まったく新しい次元に位置する軽自動車を目標に、プラットフォームからエンジンまで全身を一新。ムーヴとムーヴカスタムにそれぞれ異なる外観とキャラクターを与え、幅広いユーザーのニーズに対応した。
新型ムーヴは「軽やかオールマイティ」
はりきりミセスの「軽やかオールマイティ」というコンセプトが与えられた新型ムーヴ。エクステリアはムーヴのDNAである「ビッグキャビン&コンパクトノーズ」をさらに進化させ、流麗で躍動感あふれるシルエットへ、劇的に変化を遂げた。初代ムーヴで採用したバンパー上端からフロントピラーにつながる特徴的なキャラクターラインのテーマを際立たせ、大きなキャビンスペースとコンパクトノーズのコントラストを明快に表現している。
インテリアは、明るくインテリア性の高い2トーンカラー。操作性と足元スペースを確保するインパネシフトやシンプルなデザインで視認性のよい大型1眼センターメーターを採用。シートは、ライトグレーの広々とした印象のベンチシートを採用する。フロント/助手席シートバックに設けられたフックや多彩な収納スペースなど日常生活の使い勝手にも気配りがなされている。
約90度開きドアで乗り降りがラクラク
新型ムーヴ、ムーヴカスタムの最大の特徴は、室内の広さ。エンジンルームのコンパクト化や2,490mmのロングホイールベースにより、軽自動車最大の室内長2,110mmを実現した。255mmのスライド幅をもつリアシートは、ゆとりのレッグスペースを実現。まるでラウンジでくつろいでいるかのような、快適な空間を作り出している。
5つのドアは、いずれもフルオープンで約90度まで開き、チャイルドシートや大きな荷物の積み下ろしもスムーズに行うことができる。また、フロントドアのサイドステップ部分の張り出しが低くなっており、スカートの女性でも簡単に乗り降りができるよう配慮されている。
さらに便利なオプションとして、軽自動車初であるリバース電動ドアミラー、フロントワイパーが作動している際にバックギアに入れると、リアワイパーが作動するリバース連動ワイパーなど、車庫入れやバックが苦手なユーザーでも安心して運転をすることができる機能も用意されている。
エンジンは2種類。NAエンジンは、エッセに搭載されているKF-VEエンジン。クラストップレベルの燃費を実現し、ストップ&ゴーの多い街中でも、スムーズな発進・加速、キビキビとした走りが可能なエンジンである。ターボエンジンは、ソニカに搭載されているKF-DETエンジン。豊かなトルクで、発進直後から高速走行までスムーズな加速感を味わうことができる。
新型ムーヴカスタムは「上質・快適移動体」
新型ムーヴカスタムは「上質・快適移動体」をコンセプトに、ファミリユースやレジャーユースなど、ファーストカーとしても満足できるような質感が追求された。
エクステリアは、ムーヴカスタムらしさを極めた、マッシブで力強く上質感のあるデザイン。4灯タイプのプロジェクター式ディスチャージヘッドランプや、大型フロントグリルにより精悍な表情が与えられる。フロントからサイド・リアに回りこむようなエアロパーツが装着され、ロー&ワイドの迫力あるプロポーションを形成している。リアは光の剣「ビームサーベル」をイメージした縦型の大型コンビランプを採用。また、カスタムRSには、16インチアルミホイールを標準装備するなど、先進性とオリジナリティあふれるダイナミックなスタイリングとなっている。
インテリアはブラックを基調に、スポーティで質感の高い空間を演出。MOMO革巻ステアリングホイールや自発光式メーター、LEDランプによるルーフイルミネーションなど、ファーストカーにふさわしい仕様が用意される。
カスタムRSにはフロント&リアスタビライザーを採用(4WDはフロントのみ)。ステアリングのギア比もクイック化され、コーナリング時の優れた操縦安定性と、キビキビとした操舵感が実現されている。
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