【解説】ダイハツ 新型コペン 新型車解説/渡辺陽一郎 -200万円を切る価格で登場-(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部・ダイハツ工業
2014年6月、コペンが再び軽自動車を面白くする!
「軽自動車も、実用的なクルマだけになってしまった」
2012年に先代(初代)「ダイハツ コペン(COPEN)」が生産を終えた時、クルマ好きのオジサン世代である私は一抹の寂しさを味わった。その後、軽自動車は順調に売れ行きを伸ばし、今では新車として売られているクルマの約40%を占める。日本独自の軽自動車が立派に成長したことを誇らしく思う半面、「ちょっと違うのではないかな」と思ったりする。
だが再び、軽自動車が「面白いことになりそう」だ。コペンがフルモデルチェンジを受け、2014年6月に発売されるのだ。
クルマ好きな皆さんならもうご存じ、昨年の東京モーターショー2013 ダイハツブースにて参考出品された「コペン(KOPEN)」がいよいよ市販されることになったのである。
今まで通りのフルモデルチェンジではNG
先日、新型ダイハツ コペンの技術説明を受けた際に、メーカー資料を見ると「今まで通りのフルモデルチェンジではNG」という刺激的(?)な文字が踊っている。
スポーツカーの国内販売台数は、1990年頃には1年間に50万台を販売していたが、最近は5万台(つまり9割減)で推移している。クルマを求める若年層の数も、この10年間で半減したという。
逆の見方をすれば、日本国内は実用車が中心の市場になり、中高年層しかクルマを買わなくなったわけだ。こうなった責任は、日本の市場に合った趣味性の強いクルマ造りを諦めたメーカー側にも問題があると思う。
そんななかでの「今まで通りのフルモデルチェンジではNG」というフレーズは、反省の弁と受け取ることも出来る。ほかのメーカーも同じように考えて欲しい。
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