トヨタ 86/スバル BRZの性能を極限まで高める! INTECのパーツブランド”brado(ブラード)”が手掛けるとっておきのアイテム/インテック+ブラード Vol.2
ドレスアップ効果はもちろん、機能性も重視した本格的なアイテムをリリースするbrado
自動車用アフターパーツメーカーであるインテックが手掛けるブランド、brado(ブラード)は、インテックの車種別パーツブランドとして国産スポーツモデルを中心に魅力的なドレスアップ&チューニングパーツを取り揃えている。そのブラードが車種別の中で、もっとも力を入れてパーツ開発を行っているのがトヨタの86だ。
多くのクルマがFF化していく中、FRのパワートレーンを採用して走る楽しさを全面に押し出したトヨタ 86がデビューしたのは平成24年のこと。
GT-Rや当時のランエボ、インプレッサのようにターボによる強烈な加速感が味わえるクルマではないが、トヨタの狙い通りワインディングやサーキットで軽快な走りが楽しめるスポーツモデルに仕上っている。
デビュー以降、各メーカーから、トヨタ 86のエンジン/足回り/ボディを刺激するさまざまなドレスアップ&チューニングパーツがリリースされているが、ブラードもこの激戦区に高性能なパーツを送り込んでいる。そして2019年、新たに製作されたのがこのエアロパーツだ。
86用のエアロパーツは、冷却性の高い大型開口部とアグレッシブなデザインが魅力!
プログラムはフロント/サイド/リヤのオーソドックスな3点キット。ブラード初のエアロパーツながら純正フォルムを一新した大胆なバンパータイプを採用している。
そのデザインは空力や冷却性にウエイトを置いた性能重視の仕様。闇雲に各部を大型化してレーシングカーチックにデコレイトした見栄え重視のエアロパーツじゃない。
フロントとリヤには大型のエアダクト/エアアウトレットを配置して冷却性を高め、3点のパーツすべてにエッジを張り出した共通のデザインを採用することで、純正ボディとの一体感を強めている。
このデモカーは後期型だが、フロントバンパーはウインカーランプを配置する前期用もアリ。また縦型フィンのディフューザーを加えたアグレッシブなリヤバンパーは純正マフラーにも対応したデザインとなっている。
マフラー開口部を大きくしているのでアフターメーカーの大口径スポーツマフラーとのマッチングも申し分なしだ。
■フロントバンパー ¥105,840(消費税込み)
■サイドステップ ¥73,440(消費税込み)
■リヤバンパー ¥95,040(消費税込み)
カプラーオンで交換できるLEDヘッドライトは、Eマーク取得済みで安心
デモカーにはインテックが得意とするLEDパーツももちろん装着されている。
ヘッドライトはLEDユーロヘッドライトタイプ2(Eマーク取得 ECE認証)。Low/Hiヘッドライト、ポジション/デイライト、ウインカーは鮮やかな閃光を放つフルLEDで、ウインカーは流れるように点灯するシーケンシャルと通常点滅の切り替えを可能にしている。
フェイスが引き締まって見えるのはユニットのインナーをピアノブラックにカラーリングしているから。スモークレンズじゃないので光量が劣るという心配もない。前後期/HID&ハロゲン車を問うことなく、純正ヘッドライトとの取り替えは変換コネクターによるカプラーオンで簡単に交換が可能となっている。なお今後は、車種別のLEDパーツを順次ブラードブランドへとシフトしていくという。
■86/BRZ用LEDユーロヘッドライトタイプ2 ¥118,800(消費税込み)
車体をワイドに魅せる効果がある交換式フルLEDテールライト
テールランプもヘッドライト同様のフルLED/カプラーオン交換タイプ。純正からデザインを一新した丸形でポジション/ストップ=48発、ウインカー=32発、バック=12発の合計92発のLEDを内蔵しておりシンプルなデザインながら強烈なインパクトを放っている。パネル部分は86/BRZの純正ボディカラーすべてに対応した塗装済み14カラーとリアルカーボン2タイプの計16タイプをラインアップしている。
他には、S2000用(スモークレンズ&クリアレンズ)テールランプも有り。そして4月にはRX-8用がリリースされる。更に5月にはZC33スイフトスポーツ用のテールランプ&ヘッドライトの発売も予定されており、ますます見逃せない。
■86/BRZ用 純正色ボディ¥58,320 カーボンボディ¥84,240(消費税込み)
■S2000用 ¥79,920(消費税込み)
■RX-8(前期用) 79,920円(消費税込み)※後期型に装着の場合には、後期用オプションキット(6,480円)が必要
他にも86のボディで輝きを放っているパーツがある。フェンダーの先端のサイドマーカーをコの字発光のLEDに変換するサイドマーカーはボディのサイドビューを引き締めてくれる。カラーはクリアレンズ/スモークレンズ/ダークスモークレンズの3タイプが有り。
そしてハイマウントストップランプは純正を取り除いてリアウインドウの上部にセットするアイテム。LEDの数を増すことでブレーキングをアピールすると共にクリアな後方視界を確保している。
■86/BRZ用 サイドマーカー ¥8,640(消費税込み)
■86/BRZ用 ハイマウントストップランプ ¥16,200(消費税込み)
内装カスタマイズ用のオリジナルパーツも強化中
インテリアメイクもまた、インテックの得意とするところだ。
カーボンルック&ピアノブラックのステアリングシリーズは、スポーツモデルに止まることなく多彩な車種をカバーしている。純正交換タイプだからステアリングスポーク上のスイッチ類などはそのまま使用することが可能。
この86にセットされているのはレザー調とのコンビタイプとなるカーボンルック。若干コンパクト化したD型デザインを採用してコクピットをスポーティに彩っている。手のひらにフィットするガングリップタイプだから操作性は申し分ない。足回り系をチューニングした86を軽快に操ってやりたい。
■86/BRZ前期/CH-R/30系プリウス/50系プリウス/30系アルファード/ヴェルファイア/200系ハイエース(1~4型)/その他 各¥28,080(消費税込み)
綾織カーボンを使用したインテリアパーツは、よくある貼り付けではなく交換タイプ!
この86のインテリアをチェックしてみると、パネル類の至る箇所がカーボン化されていることが分かる。これらは全て、インテックが現在開発を進めているカーボンインテリアパーツだ。
従来は純正パネルの上から両面テープで貼り付けるタイプを販売していたが、経年によるテープ剥がれの可能性などを考慮し、インテックは純正パネル加工へとシフトした。
このカーボンインテリアパーツは、純正パネル部品にUVカットクリア塗装を施したウェットカーボンを貼りこんでいるので、純正同様にフィット感は抜群。
よくあるカーボンルックではなく、本物のカーボンだけが表現できる見事な仕上がりを誇っている。
この86に施工されている箇所はオーディオサイドパネル、メータークラスターパネル、ステアリングベゼルパネル、シフトベゼルパネル、センターコンソールパネル、ドアグリップパネル、右側ウインドウスイッチパネル、ドアアッパーパネル、スカッフプレートパネルと多岐に渡る。細部までカーボン化されており、コンプリート感の高い空間に仕上がっている。
bradoオリジナルのサスペンションは、細かなセッティングが可能なフルスペック仕様
エアロパーツを纏ったこのデモカーはファッショナブルなローフォルムを描き出しているが、足元にセットされているのはブラードのサスペンションシステムだ。
エアロパーツ同様にこのシステムもスタイリング&乗り心地重視といった柔(ヤワ)な仕様ではない。
減衰力12段調整式/全長調整機能/ミネベア製ピロアッパーマウント(ストラット車はキャンバー角スライド調整式&SKF社製スラストベアリングシート)といったフルスペック&メイドイン・ジャパンの本気仕様。
走るステージ、ドライバーの好み、装着タイヤに応じたきめ細かなセッティングを可能にしている。
コイルスプリングには推奨バネレートのKYB製がセットされているが、自分仕様のサスキットに仕上げたいのならメーカー(スイフト/ハイパコ/アイバッハなど)およびバネレートの変更が可能だ。
■86/BRZ バネレート(8/6kg-mm) ¥246,240(消費税込み)
■S2000 バネレート(10/8kg-mm) ¥250,560(消費税込み)
■RX-8 バネレート(8/6kg-mm) ¥300,240(消費税込み)
*コイルスプリングはKYB製
吸気効率を極限まで高めるハイパーチャンバーはドレスアップ効果も大!
このサスペンションシステムとともにブラードがいち早くリリースしたもうひとつの機能パーツがブラードハイパーチャンバーだ。見ての通り、ベースとなるのは零1000パワーチャンバーでその性能はお墨付き。
零1000とのコラボアイテムとしてブラードのみが取り扱う車種をラインアップしている。この86用も吸気抵抗を抑えた乾式エアクリーナーにリアルカーボンチャンバー+アルミパイピングを組み合わせて、エンジンルーム内のアクセントになると共にレスポンス&トルクアップを図っている。
またアクセルを踏み込んだ際のスポーティな吸気サウンドも魅力的なポイント。2019年4月にはスバル車の水平対向エンジン(FB16/FA20/EJ20・EJ25)用が、5月には現行ハイエース/レジアスエースの2.8リッターディーゼル用がラインナップに加わる予定だ。
これからも、ブラードがリリースしていく魅力的なドレスアップ&チューニングのパーツラインアップから目が離せそうにない。
■86/BRZ ¥41,040(消費税込み)
■レクサスIS250(GSE20) \49,032(消費税込み)
■クラウン(GRS184/200/204) ¥49,032(消費税込み)
※その他も随時開発中
- 筆者 MOTA編集部
- MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。
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Brand Info - INTEC
INTEC(インテック)は、岐阜県に本社を置く自動車用アフターパーツメーカー。LEDを用いた交換用 バルブのほか、車種別の交換用テールランプやウインカーも手掛けています。また、走りを楽しむ方の要望に応える形で生まれた「brado(ブラード)」のブランドでは、機能美と性能を両立したサスペンションやインテークシステムをリリース。クルマの見た目をグレードアップしてカスタムを楽しむ人方 はもちろん、愛車の走行性能をアップして走りを楽しむユーザーまで、多種多様なユーザーの様々な要望に応えるアイテムをリリースしているメーカーです。
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