クライスラー 300C 新型車徹底解説

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クライスラー 300C 新型車徹底解説
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伝説のHEMIエンジンが復活

クライスラーから、新型車「300C」が発売された。5.7L HEMI V8エンジンと、3.5L OHC V6エンジンの2タイプである。

1950年代にクライスラー「レターシリーズ」に搭載された伝説のエンジン「HEMIエンジン」を不死鳥のとごく復活させ、搭載させた300C。最高出力は250kW(340ps)、最大トルク525N・m(53.5kg・m)を発生。0-100km/hを6.4秒で走りきり、最高速度は250km/h(リミッター作動)に達する。

そして、可変シリンダーシステムを採用。クライスラーの可変シリンダーシステム(MDS:Multi-Displacement System)は、V8パワーが必要でない場合に、5.7L HEMIエンジンの4シリンダーをシームレスに停止する。よって、この間は燃料消費量が抑えられる。このシステムの効率化により、燃費は10~20%向上されるとしている。

もうひとつの特徴は、後輪駆動。エンジンとトランスミッションは縦置きに搭載。プロペラシャフトは2分割式でクライスラーグループ独自のコラプシブル式を採用し、万一の前面衝突やオフセット衝突の際の乗員保護性能を向上させている。そして、操舵輪と駆動輪が前後にそれぞれ分担されるため、走行性能と操縦性が向上される。

インテリアは、運転席と助手席はレザー仕上げのヒーター付バケットシート。さらに運転席は8段階に調整可能なパワーシートとなっている。オーディオはサブウーハーを備えた368ワット、7スピーカーのボストンアコースティック製サウンドシステムが採用されている。標準装備として、ステアリングホイール部分に、3.5Lタイプはべっ甲を5.7Lタイプにはシフトノブと合わせて本木目がデザインされている。いずれもラグジュアリーカーの雰囲気を呈している。

エクステリアは、大胆なフロントシェイプデザインのグリル。ここだけで300Cと見分けが付くくらいである。その両脇にあるディスチャージヘッドランプはオートライト/オートレベリング機能付で、大幅な光量アップとなっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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