(認定中古車比較)BMW 3シリーズ vs Audi A4 どっちが買い!?認定中古車比較(1/2)

(認定中古車比較)BMW 3シリーズ vs Audi A4 どっちが買い!?認定中古車比較
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まず初めに「認定中古車」とは

いわゆる「輸入車」の価格は、全般的には同サイズの「日本車」に比べて高いのが実情だ。

最近の輸入車は日本車よりも安全装備などが充実していて割安な車種も多いが、それでも単純に価格だけを比べると輸入車は日本車を上まわる。

そこで、輸入車の購入を検討しているのならば「中古車」も視野に入れると良いだろう。特に輸入車メーカーの多くは中古車の販売にも力を入れており、買い得な車両がそろっている。

輸入車メーカーが中古車に力を入れる背景には、複数の目的がある。まずは新車として販売したクルマの、数年後の下取査定額を高めることだ。

新車を扱う輸入業者が自ら中古車を売れば、価格競争に陥って値崩れが生じるのを抑えられる。そうなれば下取査定額も高めに保たれ、いわゆる「リセールバリューの良いクルマ」として、ブランド力を維持しやすい。

2つ目は中古車ビジネスの活性化だ。最近は輸入車の販売台数が増えて、小型&普通車市場の約10%を占めるが、30%以上に達する海外に比べれば日本の販売規模は小さい。日本国内で輸入車が利益を高めるには、中古車ビジネスも不可欠だ。

そして中古車ビジネスに力を入れると、日本車からの代替えも増える。まずは中古車に乗り、次は新車というステップアップを促せる。その数年後に愛車を高い査定額で下取りできれば、新車も安定的に販売できるだろう。

アウディの認定中古車センター 「Audi Approved Automobile 有明」

つまり中古車ビジネスの活性化は、新車販売にも良い効果をもたらす。こういった事情もあって、輸入車メーカーの日本法人は「認定中古車」を設けている。

認定中古車とは、文字どおり日本法人が「認定」した中古車のこと。自社ブランドの中古車に「お墨付き」を与え、商品価値を高めるのがねらいだ。そうなれば、オークションなどを経て流通している一般の中古車と線引きをして、付加価値を与えることも可能になる。

認定中古車の場合、「お墨付き」がある分だけ価格も高いが、年式や走行距離に規定があり、定められたメンテナンスを受けるなど商品力にも期待が持てる。加えて保証も付帯され、安心して使える中古車が多い。

輸入車を購入するユーザーは、日本車とは違う機能や趣味性と併せて、高品質を求める傾向が強い。認定中古車は、このニーズに合った制度でもあるだろう。

認定中古車比較/BMW vs Audi どっちが買い!?【サービス比較】

ドイツ車で人気の「BMW」と「アウディ」では、認定中古車が用意されている。また、BMWについては、さらに認定中古車を以下の3種類に区分しているので、その概要を見てみよう。

BMWプレミアムセレクション

BMW 3シリーズ

・登録後の経過年数:5年未満

・走行距離:6万km未満

・保証の期間と距離:2年間/走行距離は無制限

・納車前点検項目:最大100項目

・延長保証:可能(最大2年間)

BMWアプルーブドカー

・登録後の経過年数:8年未満

・走行距離:10万km未満

・保証の期間と距離:1年間/2万km以内

・納車前点検項目:最大100項目

・延長保証:不可

BMWユーズドカー

BMW 3シリーズ

・登録後の経過年数:制限なし

・走行距離:制限なし

・保証の期間と距離:6か月/5000km以内

・納車前点検項目:12か月点検と同等

・延長保証:不可

上記がBMWの設定する認定中古車の内訳だ。「BMWプレミアムセレクション」と「BMWアプルーブドカー」については、登録後の経過年数と走行距離に規定があり、最大100項目の点検も受けているので、購入の際の安心感も高い。

特に推奨したいのが「BMWプレミアムセレクション」。5年落ち以内に収まり、走行距離も6万kmまでだから上質な車両を見つけられる。

Audi A4

Audiアプルーブドカー

一方、アウディの認定中古車は、年式や走行距離に応じた区分は設けていないが、納車前に100項目の点検を受ける。その後は1年間の走行距離無制限による保証を付帯。

さらに、保証終了後も1ヶ月に限ってブレーキ/タイヤ/パワーステアリングなどの無料点検をしてもらえる。ユーザーの希望に基づき、有料で保証期間を1年間延長することも可能だ。365日/24時間の緊急サポートサービスも受けることが出来る。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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