「刺激」と「快適」が高次元にバランス/メルセデスAMG C43 4MATIC クーペ 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
「C 450 AMG 4MATIC」が名称変更
新しいコンセプト「AMGスポーツモデル」の第一弾として、2015年7月にCクラスに設定された「メルセデス・ベンツ C 450 AMG 4MATIC セダン/ステーションワゴン」。ほどなくほかのAMGモデルに合わせて数字部分を2ケタとした「メルセデスAMG C 43 4MATIC」の呼称に変更され、現在にいたる。
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Cクラスで「AMG」と名のつくモデルとしては、上に「AMG C 63」という究極的な存在が控えているのだが、そちらの位置づけはCクラスのトップエンドである一方で、中身は超高性能スポーツモデルである「AMG GT」と共通性の高いスパルタンで本格的な仕様。
C63とC43、ふたつのAMGモデルの違いとは
それに対してAMG 43モデルは、もっと気軽にAMGワールドに入れるようにしたという位置づけだ。
むろんAMGであるからには見た目や性能には大いに期待したいところだが、同車にも高レベルの走行性能を実現する「AMGテクノロジー」、モータースポーツを想起させるエモーショナルな「AMGサウンド」、スポーツマインドを刺激する「AMGデザイン」という3つのAMGのコアバリューが惜しみなく与えられている。
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