【はたらくクルマ】ニューヨークと東京の最新タクシー事情/遠藤イヅル(3/3)

  • 筆者: 遠藤 イヅル
  • カメラマン:遠藤イヅル・オートックワン編集部 イラスト:遠藤イヅル
【はたらくクルマ】ニューヨークと東京の最新タクシー事情/遠藤イヅル
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ニューヨーク VS 東京「プリウス」対決

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ハイブリッドカー「トヨタ プリウス」も東京のタクシーとしておなじみになり、見かけることも多くなりました。

それはNYでも同じで、様々な車種の中からウェッジシェイプが目立つプリウスを結構な頻度で見つけることが出来ます。

NYではノーマルのプリウスだけでなくワゴン型の「プリウスV」(日本の「プリウスα」)をよく見ますが、これもリアシートの頭上空間やトランクスペースの確保という実用性を考えてのことかもしれませんね。

日本で見慣れたプリウスも、北米仕様のキラキラしたランプと黄色いカラーリングで大きく印象を変えます。

NYのタクシーは実にさまざま

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このほかNYのタクシーには、アメリカ車では商用バンベースの「フォード トランジット コネクト」、SUVの「フォード エスケープ ハイブリッド」(日本未導入の現行型)、「シボレー インパラ」などがありますが、それ以外の多くはほぼ日本車で、特に多いのが「トヨタ カムリ ハイブリッド」です。

カムリはそもそもアメリカにおける乗用車のベストセラーですし、タクシー仕様車も先代、現行(いずれも日本仕様とは細部が異なる)ともに、どんな場所でも姿を見かけないことがありません。

このほかトヨタのミニバン「シエナ」(日本未導入)、SUVである「ハイランダー」(これも日本未導入)、「日産 アルティマ」(日本名「ティアナ」)などもあります。実にさまざまな車種がタクシーとして走っていますので、クルマ好きなら街中を見ているだけでも楽しめます。

日本のタクシーもユーティリティ重視の時代に

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そして東京でもいよいよ走り始めたNV200タクシー。

これまで日本ではミニバン型タクシーは多人数用途向けとして「ワゴンタクシー」がありましたが、NV200タクシーが画期的なのは、ミニバン型なのにこれまでのセダン型タクシーに替わる5人乗りの一般的な次世代タクシー用車であること。

NV200タクシーの利点は、先にも書いたように広々とした客室、背が高いことによる乗降性の良さ、荷物の積載力などたくさんありますので、とくにご高齢の方、そして国内外の観光客にはとても嬉しいタクシーではないかと思います。

まだまだ「タクシー=セダン型」という考えが主流の日本ですので、日産でもNV200タクシーが広く普及するまでには数年かかるというプランニングを持っています。東京都だけでも法人、個人あわせて5万台ものタクシーが走る現在ですが、NV200タクシーの便利さを知ることで評判が評判を呼び、知名度や台数がアップしていくことを期待します。

2020年に開催される東京オリンピックまでには、そのうち何割かがNV200タクシーに替わっていることでしょう。そうなると東京の街の風景も大きく変わるかもしれません。

[レポート&イラスト:遠藤イヅル/Photo:遠藤イヅル・オートックワン編集部]

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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