メルセデス・ベンツ 新型Bクラス 海外試乗レポート/竹岡圭(1/4)
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- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
Bクラスが欧州で支持を集める意外な理由とは
そもそもメルセデス・ベンツがコンパクトカークラスを計画し始めたのは、若いうちからメルセデス・ベンツに乗ってもらい、ユーザーの平均年齢を下げたいというところにあったそうで、実際に、平均年齢は60歳以上だったものが50歳代にまで下がってきたとか。
もう少し詳しく言うと、Aクラス単体では48歳、Bクラスは55~65歳まで若返ったそうです。もっと下がりそうなものですが、実は若い人向けにクルマを作ると、意外とダウンサイジングユーザーにウケがいいらしく、この程度にとどまっている様子。世界も日本もユーザー心理はさほど変わらないのかもしれませんね。
ユニークなのは、欧州でのBクラスは、社用車としてのニーズが多いということ。ベストオブ社用車なんて言われ方もしているようです。日本ではメルセデス・ベンツを、たとえBクラスと言えども社用車として使おうなんていう豪気な会社はなかなかないでしょうから、もっぱら個人向けのファミリーユースがメインとなっていますけれどね。
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