自動車評論家のなかでは誰が一番偉いの？

自動車評論家のなかでは誰が一番偉いの？

清水先生は先日、テレビに出演されてましたが、自動車雑誌を見ていると、テレビでは見たことがない自動車評論家の先生がいっぱいいます。

いったい誰が一番エライんでしょうか？業界的にエライ人ベスト3を教えてください。また自動車評論家業界にも派閥みたいなものはあるんでしょうか？

そして、どうやったら自動車評論家になれるのでしょうか？差しさわりのない範囲で教えてください。

ちなみに、私が一番読んでいておもしろいと思うのは、清水先生です。（大マスコミ）

其の疑問、MJブロンディがお答えいたします！

大マスコミさん、うれしい言葉をありがとうございます。自動車評論家に兵隊の位はないので、誰が一番エラいかは五里霧中です。

芸能界で誰が一番エラいのかわからないのと同じです。アッコさんでしょうか？

十数年前、故・渡辺和博画伯が『NAVI』誌に書いた自動車評論家ギョーカイの曼陀羅図みたいなものでは、天上界に聖・小林彰太郎センセイ（『カーグラフィック』創設者）や徳大寺センセイがいらっしゃり、錚々たるベテランがその下を固め、私や福野礼一郎氏はちょっと離れたヘンなところにいて、最下層の「箱根ワインディング界」みたいなところに森ケータ君とかがいました（笑）。

まあ、現在も小林彰太郎センセイや徳大寺巨匠が頂点にあらせられることは間違いないでしょう。トップ3のもうひとりは三本和彦センセイでしょうか？やはり日本は長老支配の国ですね。

といっても実際には支配などなにもなく、みんなてんでバラバラに仕事を請け、各自自助努力によってなんとか生き抜いています。

派閥というか、仲のいいグループのようなものはおぼろげながらありますが、みな比較的仲がいいです。というのも、この業界は基本的にお坊ちゃん・お嬢様育ちが多く、揃って性格が穏やかなのです。

さる高名なスポーツライターは、「みんないい人ばっかりでビックリした」と語っていました。足の引っ張り合いとかは、まったくありません。

私が個人的にヒジョーにエラいと思う自動車評論家は、西川淳君です。

この業界は、どれくらい身銭を切ってクルマを買ったかでエラさを計る雰囲気があるのですが、彼はずっと収入の7～8割をクルマにつぎ込んでいて、フェラーリBBやカウンタックLP400はじめ、とんでもないスーパーカーを鬼のように買っています。

最近もフェラーリ430やアルファロメオ8C、GT-Rを買ってます。

私もこれまでフェラーリを8台買いましたが、別荘に浮気して大損こいたりしたので、投入金額は彼の足元にも及びません。

渡辺敏史君は呑み代にカネを使いすぎています。私的には西川君が一番エラいです。

MJブロンディの「ひとりごと」

自動車評論家になる方法ですが、近年、新たに自動車評論家になる人がまったくいないので、どうなんでしょう。なにしろ不況と若者のクルマ離れで、新規参入希望者が皆無なのです。

日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員になって夢を果たした岡本幸一郎君も、リーマンショック後収入が半減し、世田谷の豪邸の重いローンに苦しんでいます。

ま、豪邸を建てられただけで十分ですけどね。

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