【メーカー】好きなメーカー以外のクルマにも興味を持つには!?
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:原田淳
その疑問、私「MJブロンディ」がお答えいたします!
私は最初の愛車が日産車だったので、自然と日産党になり、26歳までは日産車ばかり乗り継いでいました。
最初のクルマは初恋の人のようなもので、特にヌヌ゛キ隼さんや私のような純情派は、一途にその面影を追い求めてしまう。なにしろ初恋の人ですから、それが客観的に見てどうであれ、ついつい絶対的な基準になって、自然と贔屓にしたくなるのですね。
ただ、ヌヌ゛キ隼さんは、他メーカーのクルマにも興味を持ってみたいという気持ちがあるのですね?
でしたら簡単です。思い切って他メーカーのクルマを買ってしまえばいいんです。クルマは家の次に大きな買い物です。住めば都と言うように、どんな家でも我が家には愛着が湧くものですが、同じく愛車には誰でも愛が芽生えてくるもの。自然、他メーカー車も好きになってくるはずです。
ただ、私の経験では、背伸びして過大な期待を抱いて買ったクルマよりも、「こんなもんでいいか」という気持ちで、あまり期待せずに買ったクルマの方が愛着が湧く傾向があります。期待値とは無関係に、「思ったよりも良かった!」という嬉しい誤算があると、愛が深まってしまうのです。
たとえば「色が好みじゃなかった」とか、「別に欲しくなかったけど安かった」くらいで手に入れたクルマの方が、すべてが自分好みのクルマよりも、後から深い愛が湧いてきたりします。すべて自分好みだと、その後の評価がつい減点法になってしまうからなんですね。
MJブロンディの「ひとりごと」
他メーカーのクルマを好きになるのは簡単ですが、せっかくなので、一生スズキ一筋とこだわってしまうのも面白いんじゃないでしょうか。
私は27歳の時にフェラーリに出会って、その後の人生をフェラーリに捧げることを決意しました。一本筋を通しておくと、かえって深い体験ができる気もします。
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