【路上駐車】駐禁の取り締まりが厳しくなって、ドライバーへのメリットってあるの?
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:オートックワン編集部
【路上駐車】駐禁の取り締まりが厳しくなって、ドライバーへのメリットってあるの?
この間、ちょっとクルマを止めてコンビニで数分買い物をしている間に、駐禁を切られてしまいました。幹線道路の、誰にも迷惑にならない場所に止めたにも関わらず駐禁を切られてしまったので、ちょっと納得が行かなかったのですが、こんなに厳しい取り締まりを行って果たしてドライバーにとってのメリットって何かあるのでしょうか?
その疑問、私「MJブロンディ」がお答えいたします!
迷惑にならない場所に止めたのに・・・という気持ちはわかりますが、もうちょっと広い視点で考えてみましょう。
最近、自転車は原則として車道側を走ることになりましたよね。幹線道路の路肩にクルマを止めると、クルマの通行には迷惑にならない場所でも、自転車は怖い思いをして本線に出ざるを得なかったかもしれませんよ。
各公安委員会が決めた「取り締まり重点路線(地区)」は、そのほとんどが都市部の幹線道路や繁華街です。たとえば東京都内の幹線道路は、どこに止めてもすぐにデジカメで写真を撮られ、通告書を貼られてしまうのが現状です。
ドライバーにとってはキビシイですが、反面、06年の取り締まり強化以来、都内の一般道の渋滞は大幅に減少。これはドライバーにとってプラスでした。実際、これほどまでに駐車違反が渋滞を悪化させていたとは!と驚愕するほど、劇的な効果がありました。
以前は、交差点内であろうとなんだろうと、止められるところならどこでも止める、マナーの悪いドライバーが存在したのは事実なんですね。駐車取り締まりの強化で、そういうドライバーが激減したのは、全体にとってはいいことだったんじゃないでしょうか。
もちろん、現在の取り締まりは決して完全な制度じゃないですけど、以前に比べると多くの人にとっていい方向への規制変更だったと思います。
MJブロンディの「ひとりごと」
とにかく、都市部の幹線道路は、どこであってもすぐに取り締まられます。なので私は、出かける前に必ずコインパーキングの場所を調べて、把握しておくようにしています。
それがドライバーに求められるマナーなんですね。幹線道路が即アウトである反面、脇道は意外と大丈夫だったりするので、コインパーキングがない場合、“迷惑にならない場所”は脇道で探すというのも、ドライバーの生きる知恵でしょう。
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