【4WD】スキーでおすすめの四駆は?

【4WD】スキーでおすすめの四駆は?
本格派四駆の「トヨタ ランドクルーザープラド」 本格派四駆の「三菱 パジェロ」 本格派四駆の「スズキ ジムニー」 経済性重視型四駆の「トヨタ ヴァンガード」 経済性重視型四駆の「レクサス RX450h」 経済性重視型四駆の「トヨタ RAV4」 バランス型四駆の「スズキ SX4」 バランス型四駆の「スバル フォレスター」 バランス型四駆の「日産 エクストレイル」 画像ギャラリーはこちら

【4WD】スキーでおすすめの四駆は?

スキーやスノーボードに行く機会が多いのでSUVに乗り換えようと思っています。どのような四駆の仕組みが安全でおススメですか?

その謎、私がおもしろ可笑しくお答えいたします。

SUVに採用される4WDシステムは、大別すると3種類ある。

経済性重視型四駆の「トヨタ ヴァンガード」
経済性重視型四駆の「トヨタ RAV4」経済性重視型四駆の「レクサス RX450h」

[経済性重視型]

通常時は2輪駆動状態ながら、いざという時に自動的に4WDになるタイプ。通常時はFF状態で走り、滑りやすい路面の上で前輪が空転すると、後輪にもトルクが配分される。

4WD車の難点である駆動抵抗が少ないため、燃費の悪化は最小限に止まる。

4WD状態時でも後輪に配分される駆動力はそれほど大きくないので、本格的なオフロード路面を走行するにはちょっと力不足だけど、スタッドレスタイヤさえ装着していれば、除雪が行き届いていない山間部の奥地に足を踏み入れない限りは、まず問題ない。

トヨタのRAV4とヴァンガード、レクサスのRX、ホンダのCR-Vとクロスロード、マツダのCX-7などがある。

本格派四駆の「トヨタ ランドクルーザープラド」
本格派四駆の「三菱 パジェロ」本格派四駆の「スズキ ジムニー」

[本格派]

道なき道でもOKのヘビーデューティー4WD。

トヨタのランドクルーザーシリーズ、三菱のパジェロとアウトランダー、スズキのエスクードとジムニーが挙げられる。

意外なところでは、トヨタのラッシュとダイハツのビーゴ兄弟も、かなりタフで本格的な4WDシステムを用意している。これら本格派の4WDを持つモデルは、燃費面ではちょっと不利になる。

バランス型四駆の「日産 エクストレイル」
バランス型四駆の「スバル フォレスター」バランス型四駆の「スズキ SX4」

[バランス型]

経済性重視型と、本格派の中間的な性格を狙ったもの。

トヨタのハリアー、日産のムラーノ/デュアリス/エクストレイル、スズキのSX4、スバルのフォレスターなどがそれにあたる。本格派のヘビーデューティ型に近い、タフな走りが期待でき、経済性もそこそこ。

スキーやスノーボードに行く機会が多いとしても、たとえば道中、高速道路をかなりの距離走るというなら、経済性重視型やバランス型。現地に住み込んで没頭するくらいの勢いなら、本格派もいいだろう。

実のところ、どの4WDを選んでも、オンロードの雪道を走る限り困ることはないから、気分や趣味性だけで選んでもかまわない。

清水草一の「ひとりごと」

私も年に2回くらいスキーに出かけるんだけど、その程度なら4WDは必要ないので、実用車はずっとFFを選んでいる。FFでも現在の進んだスタッドレスを履かせれば、どんな雪道でも驚くほど力強く走ってくれて楽しいよ。

ちなみにブレーキ性能に関しては、2WDも4WDも大差ないから、4WDだからと言って雪道で飛ばしすぎないように注意してね。特に下り坂。4WDでも急には止まれないよん。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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