【ターボ】ターボってなぜ加速がいいの?やっぱり燃費は悪いの?
- 筆者: 清水 草一
【ターボ】ターボってなぜ加速がいいの?やっぱり燃費は悪いの?
昔、ターボエンジンに憧れました。今でもターボという言葉に魅力を感じます。ところでターボって、なぜ加速がいいんですか?やっぱり燃費は悪いんですか?
その謎、私がおもしろ可笑しくお答えいたします。
ターボというものは、本来捨てられる排気の圧力で、扇風機のようなもの(タービン)を回して、その力で空気をエンジン内に強制的に送り込むシステムのこと。
ノンターボは自力で空気を吸い込まなくちゃならないけど、ターボはそれを強制的にやるから、その分多くの空気を押し込めて、燃料もその分いっぱい混ぜて爆発させることができる。
つまり排気量が大きくなったのと同じような効果があって、加速がいいんだね。
欠点は、タービンが回ってないときは、逆にノンターボエンジンより効率が落ちてしまうことだった。
だから、ゆっくり走れば効率が悪くて、ガバッと踏めばガソリンガブ飲み。どっちにしても燃費が悪いものだった。
ところが、最近のフォルクスワーゲン系やBMW系の直噴ターボは、燃費とパワーを両立させている。
今後のターボは、極めて細かい制御が可能なガソリン直噴技術と組み合わせることで、「ちょっとゼイタクだけど効率も加速もいい、気持ちのいいエンジン」として、一分野を築いていくだろう。
この記事にコメントする