ボルボ 新型 XC60 T5[2014年モデル・新パワートレイン「DRIVE-E」搭載車] 試乗レポート/飯田裕子(2/3)
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- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:オートックワン編集部
心が暖かいのはヒーターのせいだけじゃ、ない
試乗車はXC60 T5 SE。試乗車に備わっていたオプションのスポーツレザーシートはボルボらしく大振りで王様のイスのようだけれど、快適さとサポート性が絶妙。
シンプル&ウォームな印象が揺るがないインテリアも、昔からのボルボらしさが満点。運転席周辺に配置されるスイッチ類がわかりやすく操作もしやすい。そんな中にあったステアリングヒーターのスイッチ。オプション装備ではあるけれど、雪が舞い始めるほど悪天候だった今回のシチュエーションにはぴったりで、たちまち私の冷えた両手を温めてくれた。
ミドルサイズのSUVであるXC60ゆえ、運転席に座った際のサイズ感は物理的に大き目な印象を抱く。が、着座位置の高さから得られる視界の良好さやボディ形状が持つ車両感覚の掴みやすさ、そして運転中のスキッとした身のこなしがボディとの一体感を高め、サイズ感を幾分かスマートにし、ドライバーをサポートしてくれる。
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