ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化

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ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化
ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18] 画像ギャラリーはこちら

日本独自の展開、2015年モデルより「IntelliSafe10」を全車に標準装備

ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]

ボルボ・カー・ジャパンは12月18日、日本国内で販売する全ての新車、8車種27モデル全車種について、10以上の先進安全・運転支援システムを標準装備化し、これらをボルボの安全哲学に基いて「IntelliSafe10(インテリセーフ・テン)」の名称とすることを発表した。

ボルボといえば真っ先に「安全」と浮かぶほど、長年に渡り世界に先駆けた安全への取り組みを積極的に行ってきた。実際に起きた数万件に及ぶ事故データの分析から得られた膨大なノウハウの蓄積は、万が一の事故被害を軽減させる衝撃吸収ボディなどの「パッシブセーフティ(衝突安全)」技術に加え、事故を未然に防いだり被害を軽減させたりする「アクティブセーフティ(予防安全)」技術として、市販モデルへ随時反映している。

日本で初めて完全自動停止ブレーキを導入したボルボ

ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]

ここへきて日本でも急激に採用例が増えてきた、完全停止をさせる緊急自動ブレーキの仕組み。これを2009年に「シティ・セーフティ」として日本で初めて導入したのはボルボだった。

乗員の目を補助し、前後や周囲の状況を見極める仕組み自体も、他社ではそれぞれ単品で用いることも多い「赤外線レーザー」「カメラ」「ミリ波レーダー」の全てを用途に応じ使い分け、歩行者や自転車までも検知し、動作可能時速も高めた「追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」や、自動運転の第一歩となる「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」など、さらに高度な進化を遂げ続けている。

これらの高度な安全・運転支援システム、現在では「セーフティパッケージ」としてボルボの各モデルで設定。近年は国内ユーザーの安全志向の高まりに呼応するかのように、実に98%(!)の装着率を誇るほどになってきた。これは、ボルボの世界市場の中でも群を抜いて高い比率だという。

26万円相当の装備を、わずか6万円の価格上昇に抑える

ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]

今回発表された「IntelliSafe10(インテリセーフ・テン)」は、これまでの「セーフティパッケージ」など、合計10種類以上の先進安全装備や運転支援機能が含まれる。2014年モデルでおよそ26万円相当の機能だが、2015年モデルではわずか6万円の価格上昇に抑えている点も注目される。

なおこれらIntelliSafe10の詳細機能のひとつひとつについては、コチラも併せてチェックして欲しい。

ボルボ・カー・ジャパン、国内で販売する全車種に高度な安全・運転支援システムを標準装備[2014年12月18日:自動車ニュース]

カタログを彩るだけのギミックではなく、人と密接に寄り添った安全機能

ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]ボルボ・カー・ジャパン、先進安全・運転支援システムを世界に先駆け標準装備化[2014/12/18]

ボルボのIntelliSafe10機能が凄いのは、その装備数や価格設定だけではない。それは実際にIntelliSafe10の機能が作動する時、ハッと気付かされる。

ただ漫然と警告灯を光らせ警告音を鳴らしブレーキを掛けるのではなく、運転の動作や目線に沿って、緊急度に応じ確実かつ効果的に警告・動作が行われるよう設計されている点が何より凄いのだ。同様に全車速追従機能付ACCについても、実際のドライバーの運転感覚とかなり近い自然な動作を行うことから、非常にストレスが少ない。つまり安全運転に対し大きく寄与している。

例えカタログのスペック上では近い機能を有する他社モデルでも、乗り比べれてみれば、この違いはより明確に現れる。こうして常にドライバーと密接に寄り添い続けているボルボの設計思想こそ、地味ながら高く評価したいところだ。

ボルボの創業者は『クルマは人によって運転される。したがって、ボルボの設計の基本は、常に”安全”でなければならない。』と創業理念を語っており、そうして長年培ってきた安全ノウハウの蓄積が、しっかり細部に行き渡っていることがうかがえる。

ボルボは、2020年までにボルボの新型車が関わる交通事故死亡者や重傷者をゼロにする目標「ビジョン2020」を掲げる。その実現が、ますます現実へと近付き始めている。

[レポート:オートックワン編集部]

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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