ボルボ V70ノルディック・T6 Rデザイン 試乗レポート(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:原田淳
コストパフォーマンス抜群のノルディックとT6 Rデザイン
2010年モデルでは、まず外観デザインが変更された。ボルボの最新のアイデンティティに基づくフロントデザインが採用されている。
グリル&バンパー回りのデザインが変更されるとともに、グリルの中央に配置されるアイアンマークが大きくなった。マークの大型化は、XC70やS80などにも共通するもので、遠くからでもひと目でボルボと分かるデザインになった。
V70ノルディックには、449万円という輸入車としては値ごろ感のある価格が設定されているが、この価格でありながらデュアル・キセノンヘッドライト、16インチアルミホイール、運転席パワーシート、アルミニウムパネルなどが標準で、HDDナビゲーションが無償提供(工賃のみユーザー負担)されるという。
さらに、オプションのECOパッケージとして、助手席パワーシート、クルーズコントロール、アクティブ・ペンディング機能付きデュアル・キセノンヘッドライト、本革巻きステアリングホイールなどを5万円で装着することができる。これらを含めれば、相当な買い得感があるといえるだろう。
もうひとつの注目モデルであるV70 T6には「Rデザイン」が設定された。
2009年モデルでは、T6は豪華装備のTEとなり価格は795万円だったが、2010年モデルでは装備の一部を見直すことで699万円へと、96万円もの安い価格が設定された。その上で、わずか15万円高の714万円でRデザインという特別仕様車を設定。
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