ボルボ V60・S60 特別仕様車「T4 R-デザイン プラス」「ラグジュアリー エディション」試乗レポート/松下宏(2/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:島村栄二
セーフティ・パッケージに加え、ポールスター・パフォーマンス・パッケージまでセット
V60・S60「ラグジュアリー エディション」の好調な売れ行きに気を良くしたのか、ボルボはスポーティ志向のグレードである「T4 R-デザイン」にも特別仕様車を設定してきた。8月23日に発売された「T4 R-デザイン プラス」がそれだ。
こちらもオプション設定のセーフティ・パッケージを標準装備にした上で、車両価格をベースのS60 T4 R-デザインに対して18万円安く設定している。試乗した「S60 T4 R-デザイン プラス」では459万円、「V60 T4 R-デザイン プラス」は479万円という設定である。
実に60万円もお得!
ここまでの段階で約40万円の割安感が表現されているが、R-デザイン プラスではこれに加え、希望者に「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」をプレゼントするキャンペーンを実施している。オプション装着すると20万円強の設定だから、トータルで60万円くらいの買い得感になる。
ポールスター・パフォーマンス・パッケージはエンジンを制御するコンピュータのロムを書き換えるチューニングで、メカニカルなチューンをすることなくエンジンの動力性能を高めることができる。全域でトルクが厚くなって最高出力も180ps(132kW)から200ps(147kW)に向上する。動力性能の余裕は快適なかつ安全なドライブにつながるものなので、特別仕様車を買うなら絶対に装着したほうが良い。
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