「Drive-E」(ドライブ・イー)の勢いが止まらない!/ボルボ V40 T3[新開発1.5リッターガソリンターボ]試乗レポート(2/4)
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- 筆者: 大谷 達也
- カメラマン:阿部昌也・オートックワン編集部
安心してください、スイスイ走りますよ!
排気量を小さくしたと聞いてまず心配になるのは「それで元気に走るの?」という点だろう。
V40のライバルといえば「メルセデス・ベンツ Aクラス」、「BMW 1シリーズ」、「アウディ A3スポーツバック」、「フォルクスワーゲン ゴルフ」あたりがまず頭に浮かぶが、それぞれラインナップ中の最小エンジンは1.6リッター(122ps/200Nm)、1.5リッター(136ps/220Nm)、1.4リッター(122ps/200Nm)、1.2リッター(105ps/175Nm)。だから、V40 T3のエンジンだけが特別小さいわけではない。むしろ、ヨーロッパではこのくらいのサイズが主流なのだ。
というわけで、V40 T3の走りもいたって標準的。発進ではさすがに背中をドカンと蹴飛ばされるような印象はないけれど、そんなのは1.5リッター・クラスだったら当たり前の話で、アクセルをそっと踏めばそろそろとスムーズに、ぐいっと強く踏み込めば意外と活発にV40 T3は加速していく。
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