ドイツ・日本に次ぐ「クリーンディーゼル」攻勢はスウェーデンから![ボルボ クリーンディーゼル搭載モデル発表会レポート](3/3)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
欧州並み、5割の販売をディーゼルにしたい
報道発表会の席で、ボルボ・カー・ジャパンの木村 隆之 代表取締役社長は『かつて赴任していた欧州で、ディーゼルモデル普及の過程を目の当たりにしてきた。1994年では23.1%に過ぎなかった欧州市場のディーゼル車が、2014年には53.6%にまで発展している。我々もボルボ・カー・ジャパンの販売比率の5割以上をディーゼルモデルにしたい』と力強く表明した。
世界に名立たる安全性能や快適性能に加え、環境性能を第三の柱に
また木村社長は、ボルボは世界の最先端をゆく優れた安全性能を筆頭に、人間工学に基いた快適性能などの数多くの特長を持つが、こと環境性能では強いアピールに欠いていた面があったと話す。怒涛の勢いでクリーンディーゼルモデルを5モデルまとめてラインナップさせた裏には、環境性能の面でもボルボの優位性を高めこれを第三の柱と据えることで、更なる国内シェア拡大を目指す姿が見えてくる。
会見では、Drive-Eのラインナップ展開として今後、ハイパフォーマンスエンジン「T6」や、プラグインハイブリッドの「T8」なども随時国内へ導入していくことも明らかにした。まだまだその勢いは止まらないようだ。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
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