【試乗】ボルボV70 T5 SEで駆ける! 冬の「函館→東京」長距離試乗レポート/今井優杏(1/6)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
腰痛持ちをも笑顔にするクルマ「VOLVO V70」で超ロングラン試乗を敢行!
腰痛が、ひどいのである。
のっけからクルマの話もせずにすみません。しかし、ここのところデスクワークと出張とクルマの運転で蓄積された疲労が、ドド~ンと腰にキまくりやがっているのである。ツライ。
さりとて私だって嫁入り前の夢見る夢子ちゃんであるからして、運命の王子様とめでたく出会うまでは、腰痛なんかに負けちゃいられない。女人生、まだまだやり残したことだらけなのだから。ふんっ!(鼻息)
で、なにをそんなに握りこぶしで力説しているかっていうと(照)、VOLVO(ボルボ)のV70である。
いきなり結論から言ってしまうが、このシートが本気で素晴らしいのだ。大きく、広く、柔らかいのにコシがある。背面全体をすっぽりと包み込むようでいて体圧を適度にシートとの密着面に分散してくれているようで、身体が沈み込み過ぎない。
嵐を呼ぶWEBメディア「オートックワン」だけに、何があるか分からない!?
今回、『やっぱボルボって長距離乗ってナンボでしょ!短時間の試乗じゃ見えないV70、なかでも “T5 ”の魅力に気づいてもらえると思うから、すんごいロングドライブコースを用意しました♪』と、ボルボ・カー・ジャパン様が招待して下さったドライブのスタート地点は、なんと函館であった。そう、『は~るばる~来たぜ』とあの重鎮・サブちゃんにまで言わしめた北海道の玄関口、函館である。
初日は雪に覆われる函館の市街地を走り、そして翌日は函館港~青森港をフェリーで南下、青森港から一路東京まで走破するというプランだ。青森港からのモデルルートは、都心までの最短距離で約720㎞もある。た、確かにロングですよね。
しかも、そのハンドルを握るのは嵐を呼ぶWEBメディア「オートックワン」チーム。そうモノゴトがスムーズに運ぶワケはないのである。それは追々語るとして、その軽く1.000kmにも届くかというロング・ディスタンスをたった一日で走破したあの日を、今思い返すとしみじみと思うのだ。
『ああ、あのV70のふわふわゆったりシートがなかったら、多分私たちのオシリには座りダコが出来ちゃってたかもしれない…』と。
[その優しいシートの理由(わけ)とは・・・次ページへ続く]
この記事にコメントする