autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ボルボ C70 試乗レポート/森口将之 2ページ目

試乗レポート 2010/3/16 18:58

ボルボ C70 試乗レポート/森口将之(2/2)

ボルボ C70 試乗レポート/森口将之

ボルボらしい安全性や実用性を重視したクルマ作り

ボルボ C70
ボルボ C70ボルボ C70

フル4シーターのキャビンは、S40やV50、C30と共通だったインパネが、専用デザインになっている。表面には2本のラインが入り、上の線はメーターカバーをウェーブしながら乗り越える。

しかもメーターにはアルミのリングが追加された。おかげで格下の車種と共通という雰囲気は一掃された。屋根が開くクルマを欲しいからオープンカーに乗るわけではない。セダンやハッチバックよりゼイタクという特別感に惹かれる人も多い。

フロントマスクやインパネに手を入れることで、S40やV50、C30との差別化を強調した新型V70は、そんなユーザーの気持ちをよく理解していると思った。

凝った作りの3分割ルーフを開けて走り始めると、乗り心地は記憶のなかにある旧型より締まっていた。

ボディの剛性感はアップしており、ステアリングも少しクイックになっている。

でもレザーシートの座り心地がやさしいので、ボルボらしいおだやかさを感じ取ることもできた。

ボルボ C70

230psと32.6kgmの2.5リッターターボエンジン、5速ATがもたらす走りは旧型とほぼ同じだ。ターボは約1,500rpmから立ち上がるので、いかなるシーンでも1,730kgのボディを間断なく加速させる。

しかも100km/hでは1,900rpmに抑えられるので、ルーフを上げればかなり静かな巡航が味わえる。直進安定性はボルボの美点はそのまま。ウィンドウディフレクターを立てておけば、100km/hでオープンにしても頭上を風が流れるだけだ。しかもこのディフレクター、ファスナーで開閉可能になっている。

格納したルーフをリフトアップできるトランクを含めて、荷物の出し入れにも配慮している。

オープンカー初のカーテンエアバッグをドア内蔵として実現し、ポップアップ式ロールバーはクーペ時にもリアウィンドウを突き破って衝撃を受け止めるなど、ボルボらしく安全性追求の姿勢もライバルの上を行く。

走行中にルーフの開閉ができないのも、こうした考えによるものだろう。新型C70は、オープンカーにふさわしい特別感をデザイン面で表現しつつ、安全性や実用性を重視したクルマ作りに一切ブレはなかった。

1台でファミリーユースにも対応できる4シーターのリトラクタブルハードトップだからこそ、こうした設計思想に共感を抱くユーザーは多いはずだ。

ボルボ C70ボルボ C70ボルボ C70ボルボ C70ボルボ C70
筆者: 森口 将之

ボルボ C70カブリオレ 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

ボルボ C70カブリオレ の関連記事

ボルボ C70カブリオレの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

  • ボルボ C70 試乗レポート/松下宏

    試乗レポート

    ボルボ C70 試乗レポート/松下宏

    大幅な改良を受けたC70ボルボというとエステートのイメージが強く、そうでなくても実用的でまじめなクルマを作っているというイメージが強い。だか....

  • ボルボ C70 試乗レポート/森口将之

    試乗レポート

    ボルボ C70 試乗レポート/森口将之

    オープンカーらしく、旧型より格上のクルマに見える長持ちするクルマとして有名なボルボは、モデルチェンジのサイクルが長いことでも知られる。かつて....

  • 最新クーペ・カブリオレ 徹底比較

    3台比較

    最新クーペ・カブリオレ 徹底比較

    近年、スペシャリティカーの世界で、電動格納式ハードトップを持つモデルが増えてきた。これはオープンカーの発展形でもあり、クーペスタイルとオープ....

ボルボ C70カブリオレ の関連記事をもっと見る

ボルボ 新車人気ランキング  集計期間:2017/6/26~2017/7/26

  • ボルボ
    V40

    新車価格

    299万円455万円

  • ボルボ

    新車価格

    779万円1,299万円

  • ボルボ

    新車価格

    599万円719万円