フォルクスワーゲン  &  BMW  &  プジョー ゴルフ  &  Z4  &  308CC 2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/藤島知子

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2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/藤島知子

この記事に登場する車: フォルクスワーゲン ゴルフ | BMW Z4 | プジョー 308CC

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村西一海/BMWJapan/島村栄二
2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/藤島知子

トータルベストカー/フォルクスワーゲン ゴルフ

初代モデルをイメージさせる水平基調なデザインに回帰して、スッキリ顔に生まれかわった6代目ゴルフ。

直噴エンジンに過給器を組み合わせたTSIエンジン、レスポンスのいい変速フィールが楽しめるDSGは、低燃費と胸のすく走りを高次元で両立してくれる存在です。

一見するとクールなキャラクターに映りますが、女性目線でみても好感度大。快適性については、ドイツ車特有の硬い乗り心地はマイルドになっているし、車内の静粛性も向上して乗員のストレスも軽減されています。

インテリアの組み付け精度や質感が、クラスを超えたクオリティに仕上がっているのをみても、先ずはベーシックなゴルフに先進装備を盛り込むあたりはフォルクスワーゲンらしいところです。

ベストハンドリングカー/BMW Z4

これまでのBMWというと、多くのモデルがスポーツ性を追及してクルマとの一体感が感じられる反面、乗り心地や操作系に硬い印象を受けていました。

しかし、新型7シリーズが登場して以来、少々方向性が変わりはじめてきたように思います。

もっとも変わったと思うのは低速域の扱いやすさ。頻繁にストップ&ゴーを繰り返す街乗りでも、走り出しのアクセル操作や止まりかけのブレーキの効き具合が滑らかになっていて、女性でも自然なタッチで扱いやすい。

繊細さが増す一方で、エンジン回転が上がり始めると、途端に情熱的な走りに一変。

心地よく響きわたる吸排気音の高鳴りが気持ちを高揚させ、ハンドリングとアクセルワークを存分に満喫させてくれます。

ベストデザインカー/プジョー 308CC

プジョー308のハッチバックモデルがデビューした頃は、「307と比べてずいぶん大柄になったなぁ」というイメージを受けたものの、その後登場したオープンモデルの308CCは、ベースモデルが大柄になったことがボリューム感と相まって迫力がアップ。

プジョーお得意の、ダッシュボードにまでレザーを覆うインテリアがリッチなイメージを醸し出し、繊細に描かれたフェンダー周りのキャラクターラインには、フランス車ならではの美学が息づいています。

また、オープンモデルなのに、電動式のメタルトップを閉じたクーペモードとオープン時の華やかさ、どちらもバランスに優れていて美しい佇まいをみせるあたりも、違いがわかる大人に似合う一台といえそう。