GTI対決!フォルクスワーゲン ゴルフGTI×ポロGTI(2/5)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:柳田由人
よく見ると少なからず違う装備とつくり
インパネのレイアウトやジャッキーパターンのシート、ブラックのルーフライナー、各部に配されたレッドのステッチなど、一見するとインテリアも共通性は高い。両車ともステアリングにチルト&テレスコピック機構を備えるところはさすがだ。
室内の広さは、むろんゴルフGTIのほうが広く、メーターやシートのつくりなども上質だ。
前後ともシートサイズはゴルフGTIのほうが若干大きいし、クッションも厚く、運転席ランバーサポートはゴルフGTIのみ備わる。また、「GTI」ロゴの位置が異なり、ポロGTIはシートステッチの外側は赤だけど、なぜか内側が黒になっているという、ちょっと不思議な差別化がなされている。
なお、シートはオプションで、ゴルフGTIではレザー、ポロGTIではアルカンターラ仕様を選ぶこともできる。
足元ではフロアマットの赤い縁取りの有無という違いがあり、フットペダルはポロGTIが一般的な吊り下げ式で、ゴルフGTIはドイツ車っぽいオルガンタイプとなる。足元、とくに左足まわりの余裕は、やはりゴルフのほうが上だ。
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