フォルクスワーゲン 新型ポロGTI 海外試乗レポート/桂伸一(1/3)
- 筆者:
- カメラマン:フォルクスワーゲングループジャパン
ポロの最強モデル“GTI“がいよいよ登場!
もっともコンパクトなフォルクスワーゲンとして、日本では1.2TSIが加わって人気沸騰中の「ポロ」。
そのポロに最強モデルとして“GTI“が加わった。ただしそれは本国での話。日本上陸は秋頃の予定だが、その前に、国際試乗会に招かれてドイツ・フランクフルト空港に降り立った。
5月中旬、自動車開発のテストを行う場所として、“聖地”と呼ばれている「ニュルブルクリンク」において、恒例の24時間レースが開催されている真っ最中に、ポロの国際試乗会は開催された。
1周約21キロもあるニュルは、丘陵地帯そのままに3つの村を駆け巡るマウンテンコースのため、激しい上下/左右/捻れ/急勾配の登り下りにブラインドコーナーめがけて6速全開で突入する、という危険極まりないサーキットである。
“ポロ GTI”でそこを走れるかな・・!?と期待したのは、サーキットに隣接するホテルが試乗会の会場だったからだ。
予定では、フランクフルト空港からA3アウトバーンでケルン~ニュルブルクリンク方面に向かう高速試乗と、ニュル近郊の丘陵地帯の試乗を翌日の午前中にかけて行う。
ところが予定は未定、「到着した日の午後6時までにニュルの基地に試乗車を返却せよ」という内容に急遽変更になっていた!!
そうとなれば先を急ごう。残すは4時間。カメラマンを含む4名と荷物を積んで、ポロGTIが左車線の追い越しレーンに出てアクセルペダルを深々と踏み込む。
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