ちょっとトガったスポーティモデル/フォルクスワーゲン パサート「2.0TSI」(2リッターターボ搭載モデル) 海外試乗レポート(3/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:フォルクスワーゲングループジャパン
ちょっと尖ったスポーティモデル
パサート 2.0TSIは220ps/350Nmというスペックですから、実際かなり素早いです。踏めば踏んだだけ走ります。かつてゴルフ5のGTIオーナーだった私もその時の感覚に近い物を思い出したくらいですから、間違いナシです。
もちろんベースの1.4リッターターボでもよく走るのですが、やはりこれくらいの余裕があると、ゆとりからくる疲れのなさが違うんですよね。
例えば、ちょっと追い越さなきゃいけないとか、ちょっとここで加速できればな~っていうシーンあるじゃないですか。そういった時に思い通りに前に出られるというのは、やはりストレスがないんですよ。
加えてトルクが太いクルマというのは、アクセルペダルを一生懸命踏み続ける必要もないし、速度コントロールもしやすいので、特にロングドライブとなると疲労度が違ってきます。
ロングドライブ派やスポーティ志向なアナタにおススメ
トドノツマリ、スポーティな走り味が好き! という方や、かなりロングドライブする! という方には、やはり2.0リッターTSIモデルをオススメしたいというのが本音です。
メーター内に大きくナビ画面が表示されるようなディスプレイなど、利便性が高い上に上質感のある装備も入ってますから、どのグレードにしようか、自分のライフスタイルに合わせてもう一度検討してみてはいかがでしょうか?
[レポート:竹岡圭/Photo:フォルクスワーゲングループジャパン]
《※注:本記事内には、2015年発表時の「パサート 1.4TSI」の画像も一部使用しています》
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