フォルクスワーゲン ゴルフGTI 試乗レポート/森口将之(2/4)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部
上質感が漂うGTI流のデザインテイスト
エクステリアが旧型よりスッキリしたのは他のゴルフと同じ。だからこそGTIの象徴である赤いライン入りグリルなどのディテールが引き立っている。
2種類あるホイールは、オプションの18インチが断然カッコいい。デザインは17インチに似ているが、5つのホールを黒く塗ったおかげで、1インチアップとは思えないほど大径に見える。イメージスケッチを思わせる眺めだ。
ブラックをベースとして、ステアリングホイールやシフトレバーカバーなどに赤いステッチをあしらったインテリアもGTIらしい。しかしインパネの助手席側やステアリングのスポークにシルバーのアクセントが追加されているので、上級グレードにも見える。
ハイバック風シートは見た目通りのタイトなサポートだが、座り心地はそんなにガチガチではない。 このシート、スタンダードでは初代GTIを思い出させるチェックのファブリックで、オプションでレザーが用意されるが、レザーのほうがキャビンに漂う上質感に釣り合っていると思う人が多いのではないだろうか。
とくに走りを味わった後では、大部分の人がこの主張に賛同してくれるはずだ。
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