新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアのマイナーチェンジを徹底解説!ガソリンとハイブリッド、どっちが買い!?

新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアのマイナーチェンジを徹底解説!ガソリンとハイブリッド、どっちが買い!?
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

2017年7月3日にはヴォクシー/ノア/エスクァイアがマイナーチェンジ。変更点を徹底解説!

3列シートのミニバンは1990年代の中盤から本格的な普及を開始して、今では約20年を経過した。ファミリーユーザーの間では根強い需要に支えられている。

しかしミニバンの売れ筋車種は、この10年間で大きく変わった。堅調に売れるのは、全高が1700mmを超える背の高いスライドドアを備えた車種だ。1700mm以下のミニバン、トヨタ ウィッシュやアイシス、マツダ プレマシーとそのOEM車になる日産ラフェスタハイウェイスターなどは売れ行きを下げた。

また標準ボディが5ナンバーサイズに収まることも大切。3ナンバー専用車のホンダオデッセイ、日産 エルグランド、マツダ ビアンテなどは、背の高いミニバンでも低調だ。3ナンバー専用ボディのミニバンで堅調に売れるのは、トヨタ ヴェルファイア&アルファードのみになる。

その結果、売れ筋のミニバンは、Lサイズがトヨタ ヴェルファイア/アルファードの姉妹車。Mサイズはトヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイアの3姉妹車、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴン。コンパクトなトヨタ シエンタとホンダ フリードの9車に集約される。

最近は日本国内で発売される新型車が欠乏気味だが、ミニバンの開発は活発で、2016年には日産 セレナとhホンダ フリードがフルモデルチェンジを行い、さらに今回2017年7月3日にはヴォクシー/ノア/エスクァイアの3姉妹車がマイナーチェンジを実施した。発売日も同じだ。

マイナーチェンジだから納期の遅延は今のところなく、契約して1.5~2か月で納車できる。ただし今後の売れ行き次第では納期が伸びる可能性もあるから注意したい。

>>新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアの変更点を画像でもチェック

大規模なマイナーチェンジを実施したトヨタのMサイズミニバン、ヴォクシー/ノア/エスクァイアとは

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

それではマイナーチェンジの概要を見ていきたいが、まずはヴォクシー/ノア/エスクァイアの紹介をしておこう。

トヨタ ヴォクシー/ノアは2014年1月にフルモデルチェンジを実施。またエスクァイアは2014年10月に新たに追加されたニューモデルだ。前述のように後席側のドアをスライド式にした背の高いミニバンで、全高は大半のグレードが1825mmに達する。

それでも5ナンバーサイズが基本となり、全幅は大半が1695mmに収まる。エアロパーツを装着したヴォクシーZSとノアSiのみ、全長が4710mm、全幅が1735mmに拡大されて3ナンバー車になるが、車両のイメージは5ナンバーサイズだ。

ヴォクシー/ノア/エスクァイアは外観は水平基調で、サイドウィンドウの下端を低めに抑えたから前後左右ともに視界が良い。最小回転半径も5.5mだから、混雑した市街地でも運転のしにくさは感じない。

背の高いミニバンだから空間効率が優れている。3列目シートの広さこそライバル車の日産セレナにはおよばないが、大人6名が乗車しても窮屈ではない。シートの3列目はレバー操作だけで左右に跳ね上がるから、格納操作が簡単で自転車も積める。

乗降性も良い。フロントドア部分の床面地上高を360mm、スライドドア部分でも380mmに抑えたから、子供やお年寄りも乗り降りしやすい。

このように運転がしやすく、多人数乗車時の快適性が優れ、荷物も積みやすいことからヴォクシー/ノア/エスクァイアは高い人気を得た。

エンジンは直列4気筒の2リッターと、1.8リッターをベースにしたハイブリッドがある。走行距離や予算に応じて選び分けられる。

なお取り扱いディーラーは、新型ヴォクシーがネッツトヨタ店、新型ノアがトヨタカローラ店、新型エスクァイアがトヨタ店とトヨペット店となる。

3車とも基本部分を共通化した姉妹車だが、エスクァイアは取り扱いディーラーの性格に合わせて内外装の質を高め、装備の組み合わせも異なる。価格も高めだ。

ヴォクシーとノアは、内外装の一部とグレード名は異なるが、装備と価格は共通になる。

それではマイナーチェンジの変更点を新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアの各車種別に詳細解説していこう。

トヨタ新型ヴォクシー マイナーチェンジ情報|外装デザインは迫力増し/カタログ燃費は変わらず

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

トヨタ ヴォクシーのマイナーチェンジで最も注目されるのは外装デザインの変更だ。

3兄弟モデルの中では人気が最も高いヴォクシー。従来のLEDヘッドランプをバイビーム式に変更して、上下に二分割されたランプをシャープな造形に仕上げた。全般的にスポーティ感覚を強め迫力も増した。従来型以上に”ミニ・ヴェルファイア”の風情を高めた印象だ。

特にエアロパーツを装着したZSのフロントマスクは、下側のグリル形状を従来以上にハッキリした台形デザインに改め、視覚的な安定感を強調した。切削光輝加工にダークメタリック塗装を施した16インチアルミホイールも設定する。

リアコンビネーションランプは、全幅のワイド感を強調するようにデザインを変更した。外装色では、新たにイナズマ・スパーキング・ブラックガラスフレークを加えた。

新型ヴォクシーは、内装デザインもスポーティーなアレンジを受けて質感を高めている。自発光式のオプティトロンメーターには丸型リングが採用され、シャープな印象に仕上げた。内装色も変更され、レッドオレンジ&ブラックを採用している。

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

使い勝手を高める工夫では、助手席の背もたれの背面に、格納式テーブルとカップホルダー(2個)、インパネの中央には充電用USB端子を2つ備えた。

また電動スライドドアを閉める時にフロントドアハンドルのセンサーに触れると、閉まった後に自動的にロックされる施錠予約の機能も備わる。電動スライドドアは安全を考慮し、閉まるまでゆっくり数秒間かかる。通常のスライドドアモデルなら、完全に閉まり切るのを待ってからキーをロックしないとならず、これが案外面倒だった。一見地味そうに見えるが、ミニバンを使い慣れたユーザーにとってこの予約機能は欲しかった便利装備に違いない。

このほか車間距離の維持機能がないベーシックなクルーズコントロールは、以前は上級のVのみが備えたが、変更後は全グレードが採用する。

走行性能に関する機能では、ボディ剛性を高め、ショックアブソーバーの減衰力を改良して空力パーツも追加した。安定性と乗り心地を向上させ、スライドドアにはシールを追加して遮音性も改善している。

マイナーチェンジを実施しても動力性能に変更はなく、カタログ燃費にも変化はない。JC08モード燃費は2リッターのガソリンエンジン車が16km/L、ハイブリッドは23.8km/Lだから従来型を踏襲した。

トヨタ ヴォクシーZS主要スペック
主要諸元ハイブリッド車ガソリン車
新車価格3,269,160円2,775,600円
JC08モード燃費23.8km/L16km/L
駆動方式2WD2WD
乗車定員7名7名
全長4,710mm4,710mm
全幅(車幅)1,735mm1,735mm
全高(車高)1,825mm1,825mm
車両重量1,620kg1,600kg
ホイールベース2,850mm2,850mm
エンジン種類直列4気筒直列4気筒
排気量1,797cc1,986cc
エンジン最高出力73kW(99PS)/5,200rpm112kW(152PS)/6,100rpm
エンジン最大トルク142N・m(14.5kgf・m)/4,000rpm193N・m(19.7kgf・m)/3,800rpm
トランスミッション電気式無段変速機Super CVT-i
モーター最高出力60kW(82PS)-
モーター最大トルク207N・m(21.1kgf・m)-

トヨタ新型ノア マイナーチェンジ情報|兄弟車ヴォクシーの迫力キャラに近付いた外装デザイン

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

ノアの変更点は基本的にヴォクシーと共通だ。もともとヴォクシーに対してはやや柔和な外観デザインで、内装にも明るい色合いの設定を用意するなど、ファミリーイメージが強かったノアだが、現行型になってノアのフ外装デザインは存在感を強めている。

今回のマイナーチェンジでは、さらにバンパー周辺のデザインがメリハリを強めている。ヴォクシーと同様、バイビームLEDヘッドランプを装着する。

インパネの周辺も同じように変更を受け、ノアGには内装色として専用のフロマージュブラウンを採用した。このほかの装備はヴォクシーと同様、助手席背面のテーブルなどを備えた。

トヨタ ノアSi主要スペック
主要諸元ハイブリッド車ガソリン車
新車価格3,269,160円2,775,600円
JC08モード燃費23.8km/L16km/L
駆動方式2WD2WD
乗車定員7名7名
全長4,710mm4,710mm
全幅(車幅)1,735mm1,735mm
全高(車高)1,825mm1,825mm
車両重量1,620kg1,600kg
ホイールベース2,850mm2,850mm
エンジン種類直列4気筒直列4気筒
排気量1,797cc1,986cc
エンジン最高出力73kW(99PS)/5,200rpm112kW(152PS)/6,100rpm
エンジン最大トルク142N・m(14.5kgf・m)/4,000rpm193N・m(19.7kgf・m)/3,800rpm
トランスミッション電気式無段変速機Super CVT-i
モーター最高出力60kW(82PS)-
モーター最大トルク207N・m(21.1kgf・m)-

トヨタ新型エスクァイア マイナーチェンジ情報|高級感を増した外装デザインと、上級装備で独自路線を進む新型エスクァイア

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

マイナーチェンジした新型エスクァイアのフロントマスクは、変更前に比べるとメッキされたフロントグリルの横幅を広げている。縦方向に配置されたメッキのバーは、中央部分を太くして、外側へ行くほど細くするアクセントを持たせた。

そしてヘッドランプの部分から下側に装着されたフォグランプまで、メッキされた装飾に連続性がある。エスクァイアには、ヴォクシーZSとノアSiに相当するエアロパーツを装着したスポーティグレードが設定されず、標準ボディ自体が上級指向を表現する。そのためにヴォクシーやノアの標準ボディに比べると、エスクァイアの顔立ちは個性が強い。

新型ヴォクシーの方向性が”ミニ・ヴェルファイア”化だとしたら、さしずめ新型エスクァイアは”ミニ・アルファード”化ともいえる。

アルミホイールは、ヴォクシーやノアと同じく切削光輝加工にダークメタリック塗装を施したタイプを用意するが、標準ボディに装着するからサイズは16インチではなく15インチだ。外装色では新色のアバンギャルドブロンズメタリックなどを加えた。

グレード構成では最上級のGiにプレミアムパッケージを新設定。ヴォクシーやノアには採用されないキルティング加工を施したブランノーブと合成皮革の専用シート生地を使い、車内の装飾類も上質だ。ちなみにブランノーブと合成皮革の組み合わせは、より上級なエスティマも採用しているものだ。

このほかプレミアムパッケージには、進行方向を照らすLEDコーナリングランプ、後続車のライトの眩しさを抑える自動防眩インナーミラーなども採用され、ヴォクシーやノアとは違うエスクァイアならではの上級グレードに仕上げた。ボディ剛性の向上などは、ヴォクシーやノアと同様に行われている。

トヨタ エスクァイアGi“Premium Package”主要スペック
主要諸元ハイブリッド車ガソリン車
新車価格3,358,800円2,980,800円
JC08モード燃費23.8km/L16km/L
駆動方式2WD2WD
乗車定員7名7名
全長4,695mm4,695mm
全幅(車幅)1,695mm1,695mm
全高(車高)1,825mm1,825mm
車両重量1,620kg1,570kg
ホイールベース2,850mm2,850mm
エンジン種類直列4気筒直列4気筒
排気量1,797cc1,986cc
エンジン最高出力73kW(99PS)/5,200rpm112kW(152PS)/6,100rpm
エンジン最大トルク142N・m(14.5kgf・m)/4,000rpm193N・m(19.7kgf・m)/3,800rpm
トランスミッション電気式無段変速機Super CVT-i
モーター最高出力60kW(82PS)-
モーター最大トルク207N・m(21.1kgf・m)-

自動ブレーキ”トヨタセーフティセンスC”の機能に変更は無し

以上のように、マイナーチェンジしたトヨタ新型ヴォクシー/ノア/エスクァイアは、機能やデザインを幅広く見直した。しかし、装備面では変わっていない点も多々見られる。

緊急自動ブレーキを作動できるToyota Safety Sense C(トヨタセーフティセンスC)は、従来から機能を向上させていない。従って赤外線レーザーと単眼カメラを使いながら、歩行者を検知して衝突の危険を知らせたり、緊急自動ブレーキを作動させることはできない。

トヨタのハイブリッドに多く設定される100V/1500Wの電源コンセントも、機能の設置場所がないことを理由にこの3車は採用していない。走行安定性を高めたものの、安全装備の進化に対応できていないのは残念だ。

新型ヴォクシー/ノア/エスクァイア|ハイブリッドモデルとガソリンモデル、どっちが買い!?

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

新型ヴォクシー/ノアの価格は、ノーマルエンジンを搭載するXの7人乗りが249万6960円、エアロパーツを備えたヴォクシーZS/ノアSiの7人乗りが277万5600円、ハイブリッドのXが301万4280円となる。従来型に比べると、ノーマルエンジンのXが1万6887円の値上げになったが、ミニバンは競争が激しいこともあって小額に抑えた。

エスクァイアはXiの7人乗りが270万5400円、ハイブリッドのXiが315万1440円で、最上級のハイブリッドGiプレミアムパッケージは335万8800円となる。GiプレミアムパッケージはGiよりも5万8320円高く、この金額がブランノーブ&合成皮革のシート生地、LEDコーナリングランプ、自動防眩インナーミラー、ステアリングヒーターなどの対価だ。シート生地や加わる装備に魅力を感じるのであれば、買い得な仕様になる。

それでも総合的に見ると、機能に対して価格が割安なのはノーマルエンジンを積んだヴォクシーX、ノアX、エスクァイアXiだ。グレードをこのあたりに抑えないと、支払い総額が300万円を超えてしまうから注意したい。なおヴォクシーとノアのXを選んだ時は、トヨタセーフティセンス Cが5万4000円のオプションなので必ず装着したい。4万8600円のサイド&カーテンエアバッグも安全性を高める大切な装備だ。

ガソリン車とハイブリッド車の実質差額は35万円前後になる。減税額の違いも加味して、価格差を燃料代の差額で取り戻せるのは8~10万kmを走った頃だ。ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格差は比較的小さいわりに燃費の差は大きいから、8~10万kmで取り戻せる。この距離は短い部類に入る。ハイブリッドは登坂路などで少し力不足だが、燃費だけでなく静粛性も良好だ。走行距離が伸びるユーザーを中心に、積極的に検討すると良い。

新型ヴォクシー/ノア/エスクァイア、気になる値引きは!?

トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎トヨタ 新型ヴォクシー・ノア・エスクァイア(2017年7月マイナーチェンジ) 新型車解説/渡辺陽一郎

ミニバンは出費にシビアな奥様に選ばれるジャンルだから、値引きも相応の金額を引き出せる。セレナやステップワゴンと購入条件を比べて、さらに3姉妹車同士でも値引き額や下取り車の査定額を競わせたりすると良い。実用的で買い得なミニバンをさらに好条件で手に入れられる。

趣味性を求めるユーザーには、モデリスタ、TRD、G'sなど、ドレスアップやチューニングを受けたカスタムモデルも用意されている。大量に売ることを目的とした車種なので、選択肢が豊富なことも特徴だ。

[レポート:渡辺陽一郎]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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