トヨタ ヴォクシー/ノア 新車発表会速報
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期待を裏切らない新型車
トヨタのヴォクシーとノアがフルモデルチェンジした。今回が2代目となる新型車は、快適性や使い易さにこだわり、“「乗って」「使って」「走って」快適で個性際立つジャストサイズミニバン”を目指している。
ヴォクシーとノア、いずれも、シンプルでありながらも迫力あるダイナミズムを表現することが共通のテーマ。そのうえで、新型ヴォクシーは、塊感のある立体を削いで、塊感とシャープさを演出。一方の新型ノアは、おおらかにラウンドする彫りの深い造形により、親しみやすさと上質感を創出している。
室内空間は、女性や子供に優しい装備が充実。470mmのロングスライドが可能なセカンドシートをはじめ、ステップ高を低くしたり、低い位置にアシストグリップを設けたりして、子供を含めた誰もが乗り降りしやすい工夫がなされている。また、ピラーを細くして三角窓を大きくしたり、ドアミラーをドアパネルにつけたりして、ドライバーには良好な視界を提供。サイドやフロントにはモニターを設置し、走行時のサポートをするインテリジェントパーキングアシストも用意されている。
エンジンは2種類。新開発2.0L 3ZR-FAEエンジンは新しいパワートレーンを搭載。バルブのリフト量を調整する「バルブマチック」を採用し、さらに、滑らかな走りを約束するSuper CVT-i を組み合わせて、低燃費と動力性能を向上させている。ちなみに、マニュアル感覚の操作が楽しめるパドルシフト付の7速スポーツシーケンシャルシフトマチックも用意されている。
高い人気を維持してきた初代は、累計約80万台という販売台数を誇った。個性を伸ばして中身を充実させた今回の2代目も、パパにもママにも子供にも、みんなの支持を受けるのは間違いないと思われる。
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