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新型車解説 2014/4/21 13:15

トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジ)新型車解説/渡辺陽一郎(3/3)

関連: トヨタ ヴィッツ Text: 渡辺 陽一郎 Photo: トヨタ自動車株式会社
トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジ)新型車解説/渡辺陽一郎

新型ヴィッツのグレード選び。1.0リッター、1.3リッターではどちらがお買い得!?

次はグレード選びを考えたい。1.2~1.3リッターエンジン搭載車を主力とするコンパクトカーの売れ筋価格帯は、135~145万円前後だ。となればグレードは「F」が注目されるだろう。

悩むのは1.0リッターと1.3リッターの選択だ。この損得勘定を考えてみたい。車両価格は、1.0リッターのFスマートストップパッケージが「137万2,582円」、1.3リッターのF(アイドリングストップは標準装着)は「145万145円」になる。

1.3Fが7万7563円高い。装備の違いは、リアシートが1.3リッターは6:4の分割可倒で、1.0リッターは一体式だ。タイヤサイズも若干異なる。これら1.3リッターの装備が充実することを考えると、実質的な価格差は5万5,000円くらいだろう。この実質価格差で、1.3リッターは排気量が30%(300cc)拡大し、3気筒が4気筒にグレードアップされ、動力性能も高まり、なおかつ燃費数値が4%(1km/L)ほど勝る。

1.0リッターであれば自動車税が年額5,000円安くなるが(重量税は同額)、買い得度は1.3Fの圧勝だ。

ただし1.0リッターのFも、スマートストップパッケージ、つまりアイドリングストップを非装着にすれば選ぶ余地が生じる。1.0Fスマートストップパッケージは前述の137万2,582円だが、これを付けない1.0Fは、7万9,527円安い129万3,055円になるからだ。

トヨタ 新型 ヴィッツ スピードメータートヨタ 新型 ヴィッツ[TFTマルチインフォメーションディスプレイ(燃費ランキング)]

スマートストップパッケージには、アイドリングストップのほかに、インフォメーションディスプレイの上級化なども含まれるが、2万円程度だろう。アイドリングストップの価格は約6万円に換算され、今の相場は2~3万円だから割高だ。

なので推奨するベストグレードは「1.3F」。そして、安さを狙うならば「1.0F」のアイドリングストップ非装着車となる。

そして、読者のみなさんへお伝えしたいのが、特に新型ヴィッツの試乗はエンジン違いで乗り比べるなど入念に行ってほしいということだ。

ヴィッツがマイナーチェンジを受ける前までには、登坂路の多い一部地域の販売店では1.0リッターモデルを求める顧客に1.3リッターを推奨していた。これは、購入した顧客から1.0リッターエンジンの力不足が指摘されていたからだ。新型ヴィッツについては試乗会はこれから開催される為、それについては未だ語ることは出来ないが、近日新型ヴィッツの試乗会が開催されるので、オートックワンでも速報試乗記にてお届けする予定だ。

フィットの一新に続き、ヴィッツもマイナーチェンジを受け、いよいよコンパクトカーが盛り上がってきた。2014年中に登場するデミオも、1.5リッターのクリーンディーゼルターボを含めて渾身のクルマに仕上げてくることだろう。

フィットを含めたライバル比較はもちろん、「ヴィッツ vs アクア」の身内対決も興味深い。コンパクトカーの購入を希望されている読者諸兄は、いろいろな試乗車を乗り比べて、損得勘定も計算し、愛車選びを大いに楽しんでいただきたい。

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