トヨタ アルファードハイブリッド・ヴェルファイアハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎(3/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二
新エコカー補助金や減税を考慮すると非常に魅力的なハイブリッドの価格
開発者によれば「法人の需要は、今やクラウンよりもアルファードの方が多い」と言う。
一般ユーザーにはヴェルファイアが高い人気だが(中国でも人気が上昇中)、法人にはアルファードがちょうど良いらしい。
そして政治家が好んで使っている様子がTVで放映され、今やVIP向けのクルマとしても注目されている。ヴェルファイア&アルファードの押し出し感が強いイメージは、エコにも逆行するが、ハイブリッドとなればバランスも取れるのだろう。
価格にも触れておこう。
最廉価のハイブリッドXは395万円。この仕様でも横滑り防止装置、サイド/カーテン/ニーエアバッグなどが標準装着され、左側スライドドアの電動機能も標準装着。まったく不足はない。
アルファードハイブリッドG&ヴェルファイアハイブリッドVになると価格は440万円に高まるが、インテリジェントAFSや運転席の電動機能、助手席の電動オットマンなどが付く。
そしてG&Vに相当するノーマルエンジン車の4WD仕様と比較すると、3.5リッターに対しては僅か17.2万円の価格アップにとどまる。
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