トヨタ ヴェルファイア グレード比較(2/6)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：トヨタ自動車株式会社
トヨタ ヴェルファイア グレード比較 3.5Z（Gエディション／プラチナセレクション）
ヴェルファイアでは、Zがスポーティグレード、Vがラグジュアリーグレード、Xがベースグレードという位置づけになる。また、2.4Lと3.5Lのエンジンの違いでざっと40万円ほどの価格差になっている。
206kW（280ps）を発生する3.5Lエンジンは魅力だが、価格を考えると2.4Lエンジンのほうがリーズナブル。
販売比率も2.4L車のほうが多い。
最近はミニバンでもスポーティな外観を持つモデルが人気を集めており、3.5Zもそうしたユーザー向けにエアロパーツや18インチタイヤなどでドレスアップしたグレードだ。
それに、快適装備を追加したのがGエディションで、3.5Zに対して約40万円高くなるが、デュアルパワースライドドアを始め、パワーバックドア＆バックドアイージークローザー、高機能ドアミラー、雨滴感知ワイパー、パワーシートなどの充実した快適装備が追加されている。
これらの快適装備のうち、パワーシートを除いた多くのものを標準装備にしたのが特別仕様車の3.5Zプラチナセレクションで、これはシート表皮もアルカンターラになるなど、ほかのグレードでは手に入らない仕様も用意されている。
パワーシートが欲しいならGエディション、必要ないと思うユーザーはプラチナセレクションを選べば良い。
ただし、プラチナセレクションは7人乗りのみの設定だ。プラチナセレクションは3.5Zに対して12万円ほど高くなるが、Gエディションに比べると30万円くらい安くなる。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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