トヨタ「ヴェルファイア/アルファード」の新型と旧型を比較してみた(1/5)

トヨタ「ヴェルファイア/アルファード」の新型と旧型を比較してみた
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「クラウンのミニバン仕様」ヴェルファイア&アルファードを徹底比較!

トヨタ 新型ヴェルファイア/アルファード

トヨタ「ヴェルファイア&アルファード」は、Lサイズの背の高いミニバン。売れ行きは好調で、ヴェルファイアはネッツトヨタ店、アルファードはトヨペット店が扱う。車内は数あるミニバンの中でも最大級の広さを誇り、インパネなどの内装も上質だ。「クラウンのミニバン仕様」といった雰囲気がある。

装備も充実しており、2列目シートには、オットマン(乗員のふくらはぎを支えるシートの補助機能)まで含めて各部の調節が電動式になる豪華な仕様も設けた。座り心地は旅客機のビジネスクラスを連想させる。後席用のモニター画面を天井に装着して、2/3列目の乗員がDVDなどを鑑賞できる装備も用意した。

エンジンは直列4気筒の2.5リッター(旧型は2.4リッター)、V型6気筒の3.5リッター、さらにハイブリッドも設定され、走行距離や予算に応じて最適な仕様を選択できる。

進化度数の基準

豪華なために売れ筋のグレードでも価格は350~400万円と高い。低価格化が進む今の国内市場では、1台当たりの粗利がきわめて多く、メーカーやディーラーの大切な収益源になっている。

今回、「ヴェルファイア&アルファード」も分かりやすい進化度数の基準として採点表を設定し、劇的な変化から、これまで「何となく変わったかも」程度だった違いまで、進化の度合いを徹底的に比べ、採点していく。

ボディスタイル&サイズ

トヨタ 新型ヴェルファイア

ボディサイズは旧型、新型ともにミニバンの中でも特に大柄。新型のサイズはヴェルファイアの標準ボディで見ると全長が4930mm、全幅は1850mmに達する。旧型に比べて60mm長く、20mmワイドになった。

全高は直列4気筒の「X」では新型が10mm低いが、グレードによって異なる。全高はほぼ同じだが、全長と全幅は少し大きくなった。

トヨタ 新型アルファード

それでもホイールベース(前輪と後輪の間隔)が50mm伸びて3000mmに達したから、外観の全体的なプロポーションはあまり変わっていない。

外観で特徴があるのはフロントマスクだ。ヴェルファイアは旧型、新型ともにクロームメッキを強調した派手なデザインになる。

先代 トヨタ ヴェルファイア ハイブリッド

アルファードは、旧型もメッキグリルを装着したが、比較的フォーマルでLサイズセダン風だった。

これはトヨペット店に法人ユーザーが多く、仕事で使われることも影響していたが、新型は見違えるほど存在感の強い顔立ちに変わっている。

先代 トヨタ アルファードハイブリッド

背の高いミニバンはフロントマスクも厚い。そこにメッキグリルを装着すれば、セダンやクーペでは実現できない迫力のある表情に仕上がる。この顔立ちに賛否両論があることも事実だが、ヴェルファイア&アルファードの重要なセールスポイントになっている。

進化度数:1点/10点(もう少し頑張りましょう)

[次のページに続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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