【試乗】トヨタ 新型 アルファード・ヴェルファイア[2015年フルモデルチェンジ] 試乗レポート/今井優杏(4/5)

【試乗】トヨタ 新型 アルファード・ヴェルファイア[2015年フルモデルチェンジ] 試乗レポート/今井優杏
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ダブルウィッシュボーンのおかげで、中森明菜のモノマネが良く聞こえる!?

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このようにゴージャスな新型アルファード/ ヴェルファイアだが、その進化は見かけ倒しではない。話を蒸し返すようだがこれは『社長の乗るようなクラスのクルマ』なので、冒頭に述べたとおり、車内の快適性に一番寄与する“走り”の部分での質感の向上も正常進化しているのだ。

リアサスペンションにはダブルウィッシュボーンが採用され後部座席の静粛性を高めているほか、ボディ剛性もスポット溶接の追加、接着溶接の採用、メンバーブレースの追加などで向上されている。

なかでも一番驚いたのが車内の静粛性と、それに伴うフロントシートとリアシートの親和性の高さだ。吸遮音材や制振材、シール材を追加して徹底的にクオリティを上げているのだが、とかく会話が分断されやすい運転席と後席において、しかもアルファード/ ヴェルファイアは2列目シートをかなり後ろに下げてニークリアランスのゆとりをウリにしているのだから、本来その距離はとてつもない。しかし、大声を出さなくてもいいどころか、中森明菜のモノマネしつつウィスパーヴォイスで喋っても、きっちり後席と会話できたのは感激だった。実話である。

これなら運転担当のパパだけ後席の会話に入れない、しょんぼり、なんてこともなさそうだ。

直4 2.5/V6 3.5/ハイブリッド、3種類のアルファード・ヴェルファイアを比べてみた

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それら基本性能の進化を知ったうえで、2.5リッター直4、3.5リッターV6、そしてハイブリッドの3種類を乗り比べてみた。

2.5リッター直4エンジンは、一番廉価なグレードとなるが、なかなか重厚で悪くない。ステアリングフィールも手ごたえがあって、しっとりと接地感の高い走行が楽しめる。ただしネガティブは、踏み込んだときの静粛性に欠けるところ。CVTの回転音と、4気筒の雑味ある音が気になった。

V6 3.5リッターは「踏んだら踏んだだけスッと走り出す」

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3.5リッターV6は、さすがNAのV6だけあってアクセル開度に対してのトルクの出方がとても明確だ。踏んだら踏んだだけスッと走りだす感じ。エンジン自体にパワーがあるので、踏み込んでも踏み込みすぎるまでに速度にのることができるため、静粛性が破られることはない。しかし、NAならではというか、最初の滑り出しから中~高速域に入った際、若干の加速の頭打ちを感じてしまった。否、きっちりアクセルを踏み足していけばそれなりにきちんと加速出来る。

しかし、3.5リッターとはいえV6エンジンをのべつまくなし踏むのは、なんというか燃料の価格が不安定な昨今、貧乏くさくて申し訳ないのだがなにかとお財布的にも厳しい気がして、若干躊躇してしまう自分がいるのだ。

もしオーナーになったら、きっと踏み渋るだろうな、と。

[ならばハイブリッドはどうだ!?・・・次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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