2010年9月度販売ランキング／松下宏(2/3)

11位～20位：好調なエルグランド、他の日産車も上位にランクイン

※（）内は販売台数

11位：パレット（8,232）／ 12位：セレナ（7,102）

13位：パッソ（6,658）／ 14位：マーチ（6,630）

15位：ノート（6,610）／ 16位：エルグランド（6,353）

17位：デミオ（6,101）／ 18位：ステップワゴン（5,906）

19位：キューブ（5,872）／ 20位：ヴォクシー（5,863）

11位～20位までは、特に「日産車」が目立つ。

12位の「セレナ」、14位の「マーチ」、15位の「ノート」、16位の「エルグランド」、19位の「キューブ」と5車種も日産車がランクインしている。しかも軽自動車を除いたランキングであれば、ベスト10圏内にキューブ以外の4車種全てが入ってしまう。

日産単体における9月販売台数（登録車）の落ち込みは、登録車全体よりも大きかった為必ずしも好調という訳ではないのだが、新型マーチや新型エルグランドは良く売れているといっていいだろう。

新型エルグランドは、8月の販売ランキングで「トヨタ アルファード」を上回り、同9月では「トヨタ ヴェルファイア」にも勝っており、数字を見る限り十分に良く売れたのではと思える。

新型マーチの登録が思ったほど伸びていないことに比べると、新型エルグランドは立ち上がり時点から順調に登録を伸ばしている。

またミニバンのセレナがモデル末期にもかかわらず良く売れているのも注目される。

昨年、フルモデルチェンジを受けたばかりの18位「ホンダ ステップワゴン」や、今年マイナーチェンジを受けた20位「トヨタ ヴォクシー」、24位「トヨタ ノア」よりも上位である。

20位までにはほかに、11位「スズキ パレット」、13位「トヨタ パッソ」、17位「マツダ デミオ」などが入っている。