トヨタは、「クルマは“愛”がつく工業製品」と「移動の自由・喜び」をテーマにした新しい時代のパートナーとなるコンセプト愛Iシリーズを10月25日から開幕した東京モーターショー2017に展示した。
コンセプト愛シリーズは、人工知能を応用しドライバーの感情や嗜好を理解。安全・安心、楽しい運転をもたらすという。
コンセプト愛Iは、キャビンを前出しした未来的シルエットに、HMIとエージェントとの対話が可能となったコンセプト愛Iシリーズを代表するEV4輪モデルである。EV航続距離は、300km程度で、乗車定員は4人。
ドライバーの表情、動作、声色などから感情、覚醒度を判断することが出来る。
クルマと人との信頼度を図り、ドライバーが危険な状態に陥った場合クルマが自動運転に切り替えることもできる。2020年頃、日本での公道実証実験を開始を予定している。
<TOYOTA Concept-愛i主要諸元>
全長×全幅×全高:4510×1830×1475mm
ホイールベース:2700mm
乗車定員:4人
パワートレーン:EV
EV航続距離:300km程度
愛iRIDEは、人にやさしい都市モビリティをコンセプトに、ユニバーサル性を重視した小型モビリティである。車いすユーザーでも使い勝手がよく、自動運転機能により誰でも安全・安心に運転することが出来る。シェアリングサービスでの活用も想定されている。
<TOYOTA Concept-愛i RIDE主要諸元>
全長×全幅×全高:2500×1300×1500mm
ホイールベース:1800mm
乗車定員:2人
パワートレーン:EV
EV航続距離:100-150km程度
愛i WALKは、歩行空間に馴染むコンパクトなサイズと自動走行機能により、安全・安心に行動範囲を広げることができるモビリティである。
3輪、50-70mmというホイールベース可変機構、ステア操舵による簡単操作および低床フロアが、服装、履物を選ばず気軽な使用可能とする。観光地等でのシェアリングサービスなども想定されている。
TOYOTA Concept-愛i WALK主要諸元
全長×全幅×全高(ステップ高):500-700×400×1130mm(140)
回転半径:全長未満
パワートレーン:EV
EV航続距離:10-20km程度
近未来のジムニーはこんな感じ!?「e-SURVIVOR(イー・サバイバー)」【東京モーターショー2017】
未来のエスティマは水素で走る!? FCVミニバンのコンセプトモデル“Fine-Comfort Ride”世界初公開!【東京モーターショー2017】
あれっ? キャビンが長いぞ! スズキ キャリィ軽トラいちコンセプト【東京モーターショー2017】
モーターショーへ行ったらまず“部品ブース”から見るべし!<Part1:NTN/JTEKT/日立オートモーティブシステム編>【東京モーターショー2017】
いすゞ、三菱ふそうはコンセプトカーを展示!日野は「もっと、はたらくトラック・バス」をテーマに【東京モーターショー2017】
【お車の買い替えをご検討中の方へ】