イチロー選手はクルマ好きなことを力強く述べるとともに、章男社長(トヨタ)と自身が似ていることをこう説明した。
「ぼくは毎年バッティングフォームを変えている。例え首位打者をとったり、誰よりもヒットを打ったとしても、次の年には変えてしまう。今よりも前に進むためには常に新しいチャレンジが必要だと信じているからです。TNGAという新しいクルマ造りをプリウスからやってきた。それを聞いたときトヨタが大きくバッティングフォームを変えてきたなと思いました。トヨタの首位打者ともいえるプリウスで大胆にフォームを変えてきた。世界は全く違いますが、やっぱり僕とどこか似ている気がします。」
グローバルで戦っており、常に前に進むために取り組んでいるという共通点を持つこの2人のスピーチは胸をアツくさせるものがある。スピーチ(ほぼ全文)と写真でお届けする。
そして、今から約80年前。
豊田喜一郎(トヨタ自動車創業者)は、日本人の頭と腕で、国産車をつくりたい。 日本に自動車産業をおこしたい。そんな思いで、トヨタという会社を設立いたしました。
技術力では欧米から何十年も遅れているばかりか、倒産の危機に瀕し、お金もなかったと聞いております。 喜一郎と彼を支えた仲間たちにあったのは、国産車をつくることで、日本という国を豊かにしたい、自分たちの手で、お客様に「ワオ」をお届けしたい、そんな思い、情熱だけだったのではないでしょうか。
時は流れ、今や私たちのお客様は全世界へと広がりました。 世界中のお客様に「ワオ」をお届けすること。 私たちのクルマが走る、世界中の町を、社会を、もっともっと楽しくしていくこと。 それが、私たちトヨタの使命だと思っております。
今回の東京モーターショーに展示したクルマには、共通点があります。 それは、「もっといいクルマをつくりたい」という思いを胸に、自分たちの考える「ワオ」を形にしようとしたことです。
そして、これは「今の非常識を、次の常識にする」チャレンジでもあります。
ハイブリッドカー、燃料電池自動車。いずれも、かつては「非常識」でした。 「非常識」はやがて「常識」になり、居心地の良い場所となる。 しかし、この居心地の良い場所から抜け出さなければ、「未来」を切り拓くことはできません。
私たちが生きていく中で、「できない」「無理だ」と諦める理由は、いくらでもあります。 しかし、ゼロ打数ゼロ安打では、世の中、何も変わらない。 ヒットを打てるかどうかなんてわからない。 それでも、バッターボックスに立たないと、「ワオ」は起こせない。
それを私たちに教えてくれた方がいます。 本日、私たちの「思い」に共感し、この会場にお越しいただきました。
[イチロー選手毎年バッティングフォームを変える理由とは?…続きは次ページで!]
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