トヨタ「シエンタ」の新型と旧型を比較してみた(4/5)

トヨタ「シエンタ」の新型と旧型を比較してみた
トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [7人乗り](ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [7人乗り](ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [7人乗り](ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [7人乗り](ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [6人乗り] (ボディカラー:シルバーメタリック×ブルーメタリック) トヨタ 新型シエンタ ハイブリッドG [6人乗り] (ボディカラー:シルバーメタリック×ブルーメタリック) トヨタ 新型シエンタ G [7人乗り] (ボディカラー:レッドマイカメタリック) トヨタ 新型シエンタ G [7人乗り] (ボディカラー:レッドマイカメタリック) トヨタ 新型シエンタ(ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ(ボディカラー:エアーイエロー) トヨタ 新型シエンタ(ボディカラー:エアーイエロー) 画像ギャラリーはこちら

快適&安全装備

トヨタ 新型シエンタ

新型で進化したのは安全装備だ。トヨタセーフティセンスCが5万4000円でメーカーオプション設定された。赤外線レーザーと単眼カメラをセンサーとして使い、危険回避が迫った時の警報は時速140km以下、緊急自動ブレーキの作動は時速80km以下で行う。日本の法定速度は最高で時速100kmだから、警報は常に発せられるわけだ。カメラを使うために車線を逸脱した時の警報、ロー/ハイビームを自動的に切り替える機能も備わる。

サイド&カーテンエアバッグは依然として4万8600円のオプション設定にとどまるが、安全性は前述の走行安定性と併せて大幅に向上した。

進化度数:9点/10点(超絶的に進化した)

燃費性能

トヨタ 新型シエンタ G [7人乗り] (ボディカラー:レッドマイカメタリック)

新型ではノーマルエンジン搭載車にもアイドリングストップが標準装着される。2WDの「X」や「G」で見るとJC08モード燃費は20.2km/Lだ。旧型の17.2km/lに比べると117%に相当し、数値的には燃料代を約15%節約できる。

一方、ハイブリッドは27.2km/L。ノーマルエンジンの燃費が向上したこともあり、あまり差が付かない。価格差は装備とエコカー減税額の違いを補正して実質32万円くらいだが、この差額を燃料代の差額で取り戻せるのは、15万kmを走った頃になる。ハイブリッドのモーター駆動が1.5リッターエンジンの力不足を補う効果も期待できるが、一般的にはノーマルエンジン車を推奨したい。

進化度数:5点/10点(順当に進化した)

グレード構成&価格設定

新型の価格は、ノーマルエンジンを搭載した「X」が181万6363円。ほぼ同等の装備を持つ旧型の「X・Lパッケージ」が175万3715円だったから、約6万円の値上げになった。とはいえ新型にはアイドリングストップが加わり(相場は2~3万円)、プラットフォームなども刷新されたので、実質的には値下げと考えて良いだろう。

損得勘定は微妙ながらハイブリッドも設定され、良心的な価格設定になっている。

進化度数:4点/10点(もう少し頑張りましょう)

[次のページに続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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