人気ミニバンのリセールバリュー対決!【ヴォクシーvsセレナvsステップワゴン】(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
人気ミニバンをビッグデータで見る、「売り時」、「買い時」
クルマ選びの基本は、使用目的と予算で決まる。使い方や好みに合った車種を、適正な予算の範囲内から選ぶのが好ましい。しかし損得勘定を考えると、条件をもうひとつ加えたい。それがリセールバリュー(数年後の下取査定額)だ。
廃車にするまで乗るなら下取査定額を考える必要はないが、3~5年程度で売却するなら重要になる。愛車を高く売れるか否かで、損得勘定が変わるためだ。
そしてリセールバリューには、その車種がフルモデルチェンジなどを受けて登場した年月、人気度、中古車市場における流通量と需要のバランスなど、いろいろな条件が影響する。
基本的に新車価格の高い車種ほど高額で売却できるが、同じ価格帯に属するライバル車同士で、リセールバリューに差が生じることも多い。そこでヴォクシー/ステップワゴン/セレナのリセールバリューを比べてみよう。
いずれも全高が1800mmを超えるミドルサイズのミニバンで、人気も根強い。この3車種を購入の候補にしている読者諸兄も多いと思う。
まずは3車のリセールバリューを示した表組を見ていただきたい。
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