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自動車評論家コラム 2015/6/17 17:44

トヨタの挑戦!“日本人としての誇り”が持てる日は?『WEC 2015年 第3戦 ル・マン24時間レース』【コラム】(2/2)

トヨタの挑戦!“日本人としての誇り”が持てる日は?『WEC 2015年 第3戦 ル・マン24時間レース』【コラム】

ポルシェが教えてくれたもの

WEC ル・マン24時間レース

ポルシェは、17年ぶりに17勝目をあげた。しかも勝ったのは、若手ドライバーで構成された19号車。決してエースではない若手が勝利を手にした辺りに、時代の変化をも感じたレースだった。

実際にレースを終えて感じるのは、今回のポルシェの勝利によって、ここル・マン24時間レースで勝つためのレベルは、これまでよりもさらに一段階上がったことを痛感させられたことだ。これまでの王者アウディですら寄せ付けない速さと強さをポルシェが提示したことで、来年以降はさらにレベルの高いレースになることは間違いない。

WEC ル・マン24時間レースWEC ル・マン24時間レース

3台体制は当たり前として、チームやドライバーにもさらなる実力の高さが求められそうだ。

そうした中にあってトヨタは今年、ル・マン24時間レースで光る部分を見せられなかった。2台体制であることや、様々な事情も透けて見えるがそれはさておき、勝利を獲得するにはこの流れに乗らなければならないのも事実だろう。

さらに今年から日産が復帰したが、日産も3台体制でしっかりとのぞんだものの、特異な前輪駆動マシンはまだまだ熟成が必要だろう。

また今回感じたのは、世界最高峰の舞台であるこのル・マン24時間レースにおいて、日本のメーカーと日本人ドライバーは、より一層存在感を高める必要がある、と思えたことだ。ポルシェやアウディのレースに対する生き様を見ていると、やはりトヨタにしても日産にしても、もっともっと真摯に向き合って全身全霊をかけていく必要がある。

それはマシンの体制やチームの構成に始まり、プロモーションに至るまでの全てにおいての話。やはり世界最高峰の舞台で戦って勝利を獲得するためには、相当の覚悟が必要なのだ。

WEC ル・マン24時間レース

そうした覚悟を今回、ポルシェは教えてくれた気がする。

といった具合で、様々なことを考えさせられたル・マン24時間レースだったが、やはり日本人としてこの場で日本のメーカーと日本人ドライバーが活躍する姿をみたいと思う。

日本人として誇りが持てる時代がやってくることを、トヨタには期待したい。

[レポート:河口まなぶ]

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