「みんなのオーナーズクラブ」特別編 ネッツ千葉「トヨタ 86 サーキット試乗会」レポート(2/2)
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部/レポート:オートックワン編集部
14年に渡りサーキットで楽しんできたアルテッツァからの乗り換え
財津 義幸さん・中川 雄貴さん
新車で購入したトヨタ アルテッツァで、これまで14年にわたりサーキット走行を楽しんできた財津さんが、発表早々に手に入れたトヨタ 86。もちろんハチロクでもサーキット走行を目指し、早くも車高調やマフラー、デフなどを入れセッティングを楽しんでいるようです。
アルテッツァに比べ断然軽い車重にレスポンスの良いエンジンや燃費の良さなどに満足しながらも、足回りのイジリポイントが少ないところが今の不満。アフターパーツの充実に期待しているとのこと。
アルテッツァ時代からのサーキット仲間や、息子の中川 雄貴さんとそのお友達らと共に、和気あいあいと走行会参加を楽しんでいたのが印象的でした。
この走行会が初のエンジン全開だって!
加藤 貴則さん
そして財津さんと共にいらしたのが加藤さん。やはりアルテッツァでサーキットを楽しんでいましたが、今回晴れて真っ赤な「トヨタ 86」をお買い上げ!
なんと今回の走行会が初の全開走行だそう。ここまで回転を抑えながらも乗った印象は、軽快で、コントロールする楽しみがあるクルマだということ。スタイリングもお気に入りで、アシやブレーキ、マフラーにエアロなど一通りは交換済み。既にハイグリップなBSのRE-11タイヤも購入済みだけど、そちらは現行タイヤでセッティングを出してからのお楽しみで、今は保管してあるそうです。
とりあえずエンジン自体にはまだ手を入れず、今後はクラッチやデフ、バケットシートにメーター類と徐々にやっていく予定。ハチロクとは長~い付き合いになりそうですね。
筑波最速ハチロクが袖ヶ浦に光臨!
有田 泰和 さん[「ラスティ」(car make Rasty) 代表取締役]
そして最後は、アッと驚くスペシャルなハチロク!
デビュー早々にしてトヨタ 86にここまで手を入れたのは、car make Rasty[千葉県白井市]さんの「ラスティー 86GT-V」。同社はJZX100系チェイサーを始めとしたトヨタのFR車を特に得意とし、パーツの開発・製造やチューニングなどを手がける有名ショップだ。スタイリッシュなカラーリングに、オリジナルのGTウィングが映える! うーんカッコいい~! 来場者の注目を一手に集めていたのは言うまでもない。
しかもこの86がスゴイのは見た目だけじゃあない。とある自動車専門誌主催で、東日本エリアのチューニングショップからトヨタ 86が大集結した際、筑波サーキット本コースでのタイムアタックを実施。NA部門で並み居る強豪を抑え、ラスティの86は堂々のNo.1タイムを叩き出したというのだから、中身の実力だってホンモノの折り紙つきなのだ。
そんなラスティの86は4月の納車以来早くも約5000kmを走行。各地のサーキットでセッティングを出しながら足回りから吸排気系まで様々なパーツをテストし、今なお進化中だ。現時点で86用パーツのノウハウ蓄積も莫大な情報量だから、86のチューンナップに悩めるオーナーたちは、まずは相談してみるべき。きっと最適な答えが見つかるだろう。
ラスティ86のチューニング過程は、ラスティのホームページで随時報告されているから、こちらも86オーナーならずとも要チェックだ。
■car make Rasty ホームページ:http://www.rasty.tv/
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