イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(3/3)
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- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:原田淳
今まさに変わりつつあるトヨタの製品造り
「今の時代、万人に受けるものづくりは難しいと思っています。一人ひとりが個性を持っているので、商品をそれに近づけていくことが、本当に気に入ってもらえるのではないでしょうか」
郷氏は現在のカーデザインについて、こう話していた。
万人向けというイメージが強かったかつてのトヨタからは想像できない言葉だ。だから斬新な造形を送り出すことができたのだろう。「いいクルマを作ろうよ」という社長の言葉のもと、いろいろな面でトヨタが変わりつつあることを、新型シエンタのデザインを通して教えられたのだった。
[インタビュー&レポート:森口将之]
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