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デザイナーズルーム 2015/8/12 16:40

イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(3/3)

関連: トヨタ シエンタ Text: 森口 将之 Photo: 原田淳
イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

街を歩くとイマジネーションが膨らむ

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:ところで郷さんがデザインを考えるとき、イマジネーションが膨らむのはどんな場所、時間なのでしょうか。

G:街中が多いですね。景色や商品などから受ける感動体験の積み重ねが、デザインにつながるような気がしています。映画とか、食事とか。買い物とか、街に遊びに行くと、いろいろな場面に出会います。そこでの体験が変換して生かされるのです。

だから会社や家にこもっているだけではダメだと思いますし、出掛けたときには寄り道が大事だと思っています。

ただひたすら「のめりこむ」、そして「客観視」する

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:これからカーデザイナーを目指す人にアドバイスがあればお願いします。

G:小学生の頃からデザイナーになりたいと思っていました。描いた絵を校長先生に褒めてもらって自信になったのです。

大学に入るとき、将来のことを考えてカーデザイナーに決めました。

今振り返れば、自信を持って、あきらめないで、デザインにのめりこむ姿勢が大事だったんだと思います。でもその一方で、幽体離脱して自分の絵が評価できるような客観性も大事だと考えています。

今まさに変わりつつあるトヨタの製品造り

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

「今の時代、万人に受けるものづくりは難しいと思っています。一人ひとりが個性を持っているので、商品をそれに近づけていくことが、本当に気に入ってもらえるのではないでしょうか」

郷氏は現在のカーデザインについて、こう話していた。

万人向けというイメージが強かったかつてのトヨタからは想像できない言葉だ。だから斬新な造形を送り出すことができたのだろう。「いいクルマを作ろうよ」という社長の言葉のもと、いろいろな面でトヨタが変わりつつあることを、新型シエンタのデザインを通して教えられたのだった。

[インタビュー&レポート:森口将之]

[トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー 前編はこちら]

筆者: 森口 将之

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