autoc-one.jp 記事・レポート 特集 デザイナーズルーム イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

デザイナーズルーム 2015/8/12 16:40

イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(1/3)

関連: トヨタ シエンタ Text: 森口 将之 Photo: 原田淳
イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

新型シエンタ大変身の鍵は「デザイン」

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

12年ぶりのフルモデルチェンジで、大胆に変化を遂げた「トヨタ シエンタ」。トレッキングシューズをイメージしたというエクステリア、その主張の強さに負けない個性的なカラーバリエーションなど、いずれも新型シエンタの変化の鍵となるのが「デザイン」にある。

そんな新型シエンタのデザインについて、前編に続きシエンタのチーフデザイナーである、トヨタデザイン部主幹の郷 武志さんにお話しを伺った。

[前編はこちら]

目指したのは「使ってワクワクするクルマ」

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

オートックワン(以下AO):サイドウインドーのグラフィックが凝っていますが、ここに込めた意味は。

トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志さん(以下G):使ってワクワクするクルマを考えました。だから開けたときのシルエットがカッコいいスライドドアにしたかったのです。

思い浮かんだのは筆の運びでした。おもちゃっぽくない造形ができたのではないかと考えています。ベルトラインを傾けたのは、後ろに行くほど着座位置が高くなるシアターレイアウトを外観からも見せたいと思ったからです。

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:スライドドアの下に付くプロテクターが、かつての「ファンカーゴ」に似ていると言う人もいますが、これには理由があるのですか。

G:スライドドアは外にせり出すように開くので、ここにプロテクターを付けたのです。なおかつボディを低く見せ、シューズのかかとをイメージする造形としました。低床フラットフロアを強調するために、スライドドアの開口部を下げたことも特徴です。

縦型リアランプは「商用車」っぽく見えてしまう

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:リアコンビランプが横長になって、ボディから飛び出していますが。

G:リアコンビランプは縦長にすると商用車っぽく見えるので、ダウンサイザーの方が満足できるよう横長として、質感を与えつつ楽しさを演出しました。このあたりの経緯はヘッドランプと似ています。

ちなみにこの造形はスライドドアのレールとも関係あります。レールの部分は絞り込むことができないので、リアコンビランプを絡めて張り出させたのです。

[「筆の運び」はインテリアにも・・・次ページへ続く]

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