イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(1/3)

イメージしたのは「筆の運び」/トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[後編]トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】
トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】 画像ギャラリーはこちら

新型シエンタ大変身の鍵は「デザイン」

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

12年ぶりのフルモデルチェンジで、大胆に変化を遂げた「トヨタ シエンタ」。トレッキングシューズをイメージしたというエクステリア、その主張の強さに負けない個性的なカラーバリエーションなど、いずれも新型シエンタの変化の鍵となるのが「デザイン」にある。

そんな新型シエンタのデザインについて、前編に続きシエンタのチーフデザイナーである、トヨタデザイン部主幹の郷 武志さんにお話しを伺った。

[前編はこちら]

目指したのは「使ってワクワクするクルマ」

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

オートックワン(以下AO):サイドウインドーのグラフィックが凝っていますが、ここに込めた意味は。

トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志さん(以下G):使ってワクワクするクルマを考えました。だから開けたときのシルエットがカッコいいスライドドアにしたかったのです。

思い浮かんだのは筆の運びでした。おもちゃっぽくない造形ができたのではないかと考えています。ベルトラインを傾けたのは、後ろに行くほど着座位置が高くなるシアターレイアウトを外観からも見せたいと思ったからです。

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:スライドドアの下に付くプロテクターが、かつての「ファンカーゴ」に似ていると言う人もいますが、これには理由があるのですか。

G:スライドドアは外にせり出すように開くので、ここにプロテクターを付けたのです。なおかつボディを低く見せ、シューズのかかとをイメージする造形としました。低床フラットフロアを強調するために、スライドドアの開口部を下げたことも特徴です。

縦型リアランプは「商用車」っぽく見えてしまう

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:リアコンビランプが横長になって、ボディから飛び出していますが。

G:リアコンビランプは縦長にすると商用車っぽく見えるので、ダウンサイザーの方が満足できるよう横長として、質感を与えつつ楽しさを演出しました。このあたりの経緯はヘッドランプと似ています。

ちなみにこの造形はスライドドアのレールとも関係あります。レールの部分は絞り込むことができないので、リアコンビランプを絡めて張り出させたのです。

[「筆の運び」はインテリアにも・・・次ページへ続く]

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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