autoc-one.jp 記事・レポート 特集 デザイナーズルーム 「激変デザインの真実」トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[前編]/トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

デザイナーズルーム 2015/8/7 17:12

「激変デザインの真実」トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[前編]/トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】(1/3)

関連: トヨタ シエンタ Text: 森口 将之 Photo: 原田淳
「激変デザインの真実」トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー[前編]/トヨタ 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

12年ぶりのフルモデルチェンジとはいえ・・・ここまで激変するとは!

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

ここまで激変するとは思わなかった。

トヨタ最小ミニバン「シエンタ」モデルチェンジは12年ぶり。ある程度の変更は当然かもしれない。でも新型はそれ以上。激変という言葉が似合うほどアグレッシブな変身を遂げた

何がここまでの改革をさせる理由になったのか。真実を知るには、実際にデザインを手掛けた方にお聞きするのがいちばん良い。ということで、チーフデザイナーの郷 武志さんに伺うことにした。

団塊ジュニアとポスト団塊ジュニア世代では、求めるデザインの方向性が違う

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

オートックワン(以下AO):12年ぶりのモデルチェンジということで、いつもと違う気持ちだったと思いますが、どんな考えでデザインに臨みましたか。

トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志さん(以下G):旧型には良かったところと変えたいところ、両方ありました。その中で大きく変えようと思ったのは、想定ユーザーが変わったことが理由です。

ユーザー調査をしたところ、旧型は団塊ジュニア世代がメインで、優しいデザインを好む方が多かったのですが、新型はポスト団塊ジュニア世代がメインで、主張の強いモノを好む傾向にあります。それに合わせて開発していきました。

エクステリアイメージは「トレッキングシューズ」!?

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:エクステリアはトレッキングシューズをイメージしたそうですが、これはデザイン側から出たアイディアでしょうか。

G:デザインを始めるにあたり、国内の各拠点からアイディアを出してもらったときに、この提案があったのです。ファッション感覚にあふれていて、男女を問わず受け入れられそうだと思い採用しました。トレッキングシューズではプロテクターも機能のひとつであることから、乗員を守る造形をイメージしました。

旧型の優しいデザインは女性には好評でしたが、男性が乗るには抵抗があるという声も聞かれました。ダウンサイザーの方が多くなってきたこともあり、ジェンダーレスなデザインを目指したのです。

トヨタ 新型「シエンタ」デザイナーインタビュー/トヨタ自動車デザイン本部 トヨタデザイン部主幹 郷 武志【DESIGNER’S ROOM】

AO:逆に継承した部分はどこでしょうか。

G:使いやすさは継承したつもりです。サイズも全幅や全高は旧型とほぼ同じです。全長が伸びたのはハイブリッドユニットの搭載、ペダルレイアウトの適正化など、パッケージング的な理由です。その中で大きく見せないよう、フロントとサイド、サイドとリアの間にガーニッシュを入れることでオーバーハングを短く見せ、取り回ししやすそうなイメージを出しました。

[期待を超える驚き・・・次ページへ続く]

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